ヒロセ電機株式会社 logo

ヒロセ電機株式会社

6806東証プライム電気機器

ヒロセ電機株式会社 logo
ヒロセ電機株式会社6806

多極コネクタ

ヒロセ電機の主力セグメントで、売上収益の約88%を占めるコネクタ事業

期間今期前期増減率
売上収益(2026年3月期通期)185,814百万円170,849百万円
営業利益(2026年3月期通期)36,767百万円39,391百万円
営業利益率(2026年3月期通期)19.8%23.1%
減価償却費(2026年3月期通期)18,331百万円16,918百万円
連結売上収益に占める構成比(2026年3月期通期)約88.0%約90.2%

事業詳細

丸形・角形・リボンケーブル用・プリント基板用・FPC用・ナイロンコネクタ等の多品種コネクタを製造・販売する主力セグメント。スマートフォン、通信機器、カーエレクトロニクスから計測・制御機器、FA機器、医療機器等の産業用機器まで幅広い用途に対応。国内製造子会社とアジア・欧米の販売子会社を通じたグローバル体制を構築している。

直近の概況

産業用・自動車向けが牽引し増収も、コスト増で営業利益は減益

2026年3月期通期の売上収益は185,814百万円(前期比8.8%増)と増収を達成。産業用機器市場向けが幅広い用途・地域で受注・売上が増加し好調、自動車用機器市場向けも新案件の生産立ち上がりが着実に寄与した。一方、民生用機器市場向けはやや軟調に推移。売上原価・販管費の増加等を背景に営業利益は36,767百万円(前期比6.7%減)と減益となり、営業利益率は23.1%から19.8%へ低下した。

主要プロダクト

product
丸形・角形コネクタ

産業用機器・計測制御機器・医療機器等の外部接続に広く使用される汎用性の高いコネクタ群。

product
FPC(フレキシブル基板)用コネクタ

フレキシブル基板との接続に特化した小型・薄型コネクタ。スマートフォンや高度情報端末向けに高付加価値製品の開発・販売を強化している。

product
プリント基板用コネクタ

通信機器・カーエレクトロニクス・産業用機器等の基板間接続に幅広く使用される。

product
リボンケーブル用コネクタ

OA機器・産業用機器等のフラットリボンケーブル接続に使用される多極コネクタ。

product
ナイロンコネクタ

カーエレクトロニクスや産業用機器向けに耐熱・耐振動性を備えたコネクタ。自動車市場向けビジネスの新案件立ち上がりに貢献している。

成長ドライバー

  • 産業用機器市場向けビジネスが幅広い用途・地域で受注・売上が増加し好調な結果(2026年3月期実績)
  • 自動車用機器市場向けビジネスにおける新案件の生産立ち上がりの着実な寄与
  • スマートフォン・高度情報端末市場向けの高付加価値新製品の開発・販売強化
  • 国内外生産拠点の増強による供給体制の拡充
  • 中期経営計画に基づくコンシューマ・産機・自動車の3本柱によるポートフォリオ多様化

リスク

  • 民生用機器市場向けビジネスの軟調継続リスク(スマートフォン市場の動向が業績に大きな影響)
  • 売上原価・減価償却費の増加による営業利益率の低下圧力(2026年3月期に営業利益率が23.1%→19.8%へ低下)
  • 米国関税政策の動向や地政学リスク(中東情勢等)による製造業環境の悪化
  • 原材料(金・銅等)価格の高騰によるコスト上昇圧力
  • 中国不動産市場の調整・内需回復の遅れによる中国向け売上(売上収益の36.6%)への影響
  • 同軸コネクタ・その他セグメントの急成長に伴う多極コネクタの売上構成比低下

最終更新: 2026年6月24日