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6803東証スタンダード電気機器

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ティアック株式会社6803
財務

為替相場変動リスク

当社グループは海外生産・販売の比重が高く、米ドル・ユーロ・ポンド建ての売上・仕入・費用が大きな割合を占める。米ドルは仕入比率が高いため円高が営業損益に好影響、ユーロ・ポンドは販売主体のため円高が悪影響となる非対称な構造を持つ。為替予約・通貨オプションによるヘッジを実施しているが、急激な変動時には為替差損が発生し、営業損益・純資産の双方に悪影響を与える可能性がある。

市場

経済状況変動による需要影響

当社グループの民生用製品は生活必需品ではなく、消費者の可処分所得や嗜好変化に需要が左右される。産業用製品は顧客の設備投資動向に依存しており、日本・米大陸・欧州・アジア等における景気悪化は売上に直接的な悪影響を与える。取引先の経営悪化リスクも内包しており、与信管理・債権保全等の措置を講じているが完全な排除は困難としている。

法規制

米国関税政策リスク

米国の関税政策は既に発動されており、今後さらなる強化や対抗措置が講じられる可能性が懸念される。当社グループは継続的に動向を注視し、販売価格への適切な転嫁等を含めた対応策を進めているが、政策の不透明性が高く業績への影響を予測することは困難である。公的規制全般として、投資・貿易・環境・輸出制限等の規制変更に伴う追加費用や罰則リスクも存在する。

市場

競争激化による価格下落

当社グループは民生用・産業用の各製品市場および各地域市場において激しい競争に晒されており、競合他社との品質・性能・価格競争のさらなる激化が予想される。価格下落圧力が高まることで売上高・利益率が悪化し、経営成績に悪影響を与える可能性がある。新製品投入や高品質製品の供給により顧客満足の向上に努めているが、競争優位の維持は継続的な課題である。

財務

財務制限条項抵触リスク

当社はシンジケートローン及びコミットメントライン契約を締結しており、これらには一定の財務制限条項が付されている。業績悪化等により財務制限条項に抵触した場合、期限の利益を喪失し借入金の一括返済を求められる可能性があり、流動性・財政状態に重大な影響を及ぼしうる。安定的な資金調達を目的とした契約であるが、条項抵触リスクは財務管理上の重要な課題である。

財務

固定資産の減損リスク

当社グループが保有する有形固定資産・無形資産は、当該資産が十分なキャッシュ・フローを生まない場合に減損が発生する可能性がある。市場環境の悪化や事業縮小局面では減損損失の計上が財政状態を悪化させる要因となりうる。具体的な対応策の記載はなく、事業環境の変化に応じた継続的な資産評価が求められる。

テクノロジー

製品品質・製造物責任リスク

当社グループの製品は高度・複雑な技術を利用したものが増加しており、外部サプライヤーからの調達も多いため品質管理が複雑化している。製品欠陥が発生した場合、リコール・補償コストの発生に加え、ブランド信頼性の毀損により販売活動・経営成績に悪影響を与える可能性がある。世界的に認められた品質管理基準に基づき製造しているが、全製品の無欠陥を保証することは困難としている。

テクノロジー

キーデバイス・部材調達リスク

当社グループは他社からキーデバイスや部材を購入し、一部の設計を外部委託しているため、サプライチェーン上の予想外の事態が新製品の市場投入遅延や生産用部材の供給不足を引き起こす可能性がある。需要を満たせない場合は機会損失が生じ、経営成績に悪影響を与える。単独では制御困難な外部要因に依存する構造的リスクであり、代替調達先の確保が課題となる。

テクノロジー

情報漏洩・セキュリティリスク

当社グループは顧客の個人情報、技術・営業上の営業秘密を保有しており、情報システム障害や人為的原因による情報流出リスクを抱えている。情報流出が発生した場合、事業活動の停滞・法的責任の発生・企業信頼の毀損が生じ、経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性がある。適切な保護・管理に努めているとしているが、具体的な対策の詳細は開示されていない。

テクノロジー

感染症・災害による事業中断

地震等の自然災害、戦争・テロ等の人為的災害、新型コロナウイルスをはじめとする感染症の拡大により、当社グループの設備・情報システム・従業員・取引先の操業が影響を受ける可能性がある。各国政府の要請による経済活動停滞は、原材料・商品の調達面および販売面の双方で業績に悪影響を及ぼしうる。事業への影響を完全に排除し復旧対策を備えることは困難としており、BCPの限界を認識している。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日