株式会社ヨコオ6800
VCCS
車載用アンテナを主力とするヨコオの安定収益基盤セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 56,096百万円 | 55,961百万円 | — |
| 営業利益 | 2,198百万円 | 2,838百万円 | ↓ |
| 売上高前期比 | +0.2% | — | — |
| 営業利益前期比 | △22.5% | — | ↓ |
| セグメント資産 | 46,048百万円 | 40,978百万円 | ↑ |
事業詳細
VCCSセグメントは、車載用アンテナの小型化・複合化・低背化・スマート化ニーズに応えるため、アンテナ技術・マイクロウェーブ技術・モジュール化技術を駆使したアンテナシステムを開発・提供する。主力製品はシャークフィンアンテナ・GPSアンテナで、Toyota Motor North America, Inc.をはじめとする自動車メーカーが主要顧客。欧米・日本・アジアにグローバル展開し、ベトナム・フィリピン等に海外生産拠点を有する。新中期経営計画においてはキャッシュカウ事業と位置づけられ、創出キャッシュを成長事業へ配分する役割を担う。
直近の概況
売上横ばいも労務費上昇・米国関税影響で営業利益が前期比22.5%減
当連結会計年度(2026年3月期)のVCCSセグメント売上高は56,096百万円(前期比+0.2%)と前期並みにとどまった。一部顧客における半導体不足の影響により主力製品の販売が伸び悩んだ。営業利益は2,198百万円(前期比△22.5%)と大幅減益となり、安定受注による生産効率向上があったものの、生産拠点における労務費単価上昇と米国関税の影響による費用負担増が主因。設備投資はベトナム(YOKOWO VIETNAM CO., LTD.)及びフィリピン(YOKOWO MANUFACTURING OF THE PHILIPPINES, INC.)における量産設備更新が中心で、投資総額1,541百万円を実施。受注残高は4,426百万円(前期比△2.5%)とやや減少。
主要プロダクト
成長ドライバー
- インド市場など新たな成長市場への進出による事業基盤拡充
- ADAS製品の量産開始による新アプリケーション領域での売上拡大
- 生産拠点最適化による固定費構造改革の推進
- Toyota Motor North America, Inc.向け売上(13,476百万円)を中心とした安定的な受注基盤
- ベトナム・フィリピン生産拠点における量産設備更新による生産効率向上
リスク
- 米国関税政策の影響による費用負担増および自動車販売環境の変化
- 生産拠点における労務費単価の継続的上昇
- 一部顧客における半導体不足による販売機会の損失
- EV販売台数の成長率鈍化など自動車市場の構造変化
- 中国市場依存リスクおよび地政学リスクの長期化
最終更新: 2026年6月24日

