フォスター電機株式会社6794
スピーカ事業
車載・テレビ向けスピーカを主軸とする同社最大セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期) | 111,869百万円 | 114,521百万円 | ↓ |
| 営業利益(2026年3月期) | 6,522百万円 | 6,362百万円 | ↑ |
| 営業利益率(2026年3月期) | 5.8% | 5.6% | ↑ |
| セグメント資産(2026年3月期) | 65,600百万円 | 63,776百万円 | ↑ |
| 減価償却費(2026年3月期) | 2,790百万円 | 2,683百万円 | ↑ |
| 有形・無形固定資産増加額(2026年3月期) | 5,447百万円 | 3,033百万円 | ↑ |
事業詳細
車載用スピーカ・スピーカシステム、テレビ用スピーカ等の製造・販売を行う。国内外の自動車メーカーを主要顧客とし、中国・ベトナム・タイ・ハンガリー等のグローバル生産拠点を活用した安定供給体制を強みとする。2026年3月期の連結売上高に占める比率は約83%(111,869百万円/134,910百万円)と圧倒的な主力セグメントであり、ブランデッド・プレミアムレベルへのフォーカス戦略を推進している。
直近の概況
売上減も利益率改善、中国一部顧客向け落込みを高採算品増で吸収
2026年3月期のスピーカ事業売上高は111,869百万円(前期比2.3%減)。中国における一部自動車メーカー向けスピーカ販売が想定通り落ち込んだことが主因。一方、米国関税政策の影響を受けたものの、ブランデッド・プレミアムレベルへのフォーカス戦略推進に伴い利益率の高いスピーカ販売が増加したこと、また中国向け落込みによる減益影響が期初想定を下回ったことから、営業利益は6,522百万円(前期比2.5%増)と増益を確保。営業利益率は5.6%から5.8%へ改善した。設備投資も積極化しており、有形・無形固定資産増加額は5,447百万円と前期(3,033百万円)から大幅に拡大している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- ブランデッド・プレミアムレベルへのフォーカス戦略による利益率の高い製品販売の増加
- 車載ビジネスにおける1台あたりの搭載製品数拡大と収益性向上への取り組み加速
- 新中期事業計画(2025〜2027年度)における車載関連ビジネスの受注拡大への注力
- 長年培ってきた車載向けスピーカの品質とグローバルな安定供給体制を強みとした新規顧客ベースの構築
- 継続的な原価改善施策およびコスト構造改革の推進による収益性向上
リスク
- 中国市場における自動車メーカー向け販売の変動リスク(2026年3月期も想定通りの落込みが継続)
- 米国関税政策の変更による直接的な関税負担増および間接的な需要動向への影響
- EV市場の動向変化等、自動車市場全体の販売伸び悩みリスク
- 地政学リスク(中東情勢・日中関係の緊張等)による世界経済の不透明感
- 為替変動リスク(グローバル生産・販売体制に起因、業績予想前提:1US$=150円、1ユーロ=175円)
- 中国のレアアース輸出規制による原材料調達への影響リスク
最終更新: 2026年6月24日

