株式会社 タムラ製作所6768
電子部品関連事業
データセンター向け大型トランス・リアクタが牽引するタムラ製作所の主力セグメント。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(セグメント間内部売上含む) | 81,549百万円 | 76,774百万円 | ↑ |
| 外部顧客への売上高 | 81,547百万円 | 76,771百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 3,304百万円 | 3,271百万円 | ↑ |
| セグメント利益率 | 4.1% | 4.3% | ↓ |
| 減価償却費 | 3,054百万円 | 2,967百万円 | ↑ |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 3,054百万円 | 2,937百万円 | ↑ |
事業詳細
トランス、リアクタ、バッテリーチャージャ、電流センサ、LED関連製品等を製造販売する同社最大セグメント。国内製造拠点に加え、メキシコ・中国・東南アジア等世界複数拠点から供給する体制を持つ。主要顧客は米国データセンター向けPDU・UPS機器メーカーのほか、エアコン・電動工具・産業機械メーカー等。高周波・大容量・高耐圧技術を強みとし、クリーンエネルギー関連市場を注力市場と位置づける。
直近の概況
AI需要牽引で売上高は前期比6.2%増の過去最高水準も、中国拠点再編コストで利益の伸びは小幅にとどまった。
2026年3月期の電子部品関連事業の売上高は81,549百万円(前期比6.2%増)、セグメント利益は3,304百万円(同1.0%増)と増収増益。米国データセンター向けPDU・UPS用大型トランス・リアクタの好調な需要が業績を牽引した一方、中国生産拠点の再編に向けた生産移管や人員の適正化に係る費用の計上により、売上高の伸びに比してセグメント利益の増加は小幅にとどまった。また、後発事象として、中国子会社・田村汽車電子(佛山)有限公司の持分を2026年6月末日を目途に中国国内企業へ譲渡することを決議し、車載用昇圧リアクタの生産を日本に集約する方針を具体化した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 米国を中心とするデータセンター向けPDU・UPS用大型トランス・リアクタの構造的・持続的な旺盛需要の継続
- 生成AI普及加速を背景としたAIサーバー・データセンター関連市場の中長期的拡大
- 中国生産拠点再編完了後の収益性改善および日本・東南アジア拠点への生産集約による供給体制強化
- HVAC用リアクタ・電流センサ等データセンター関連製品のトータルソリューション拡販
- クリーンエネルギー関連市場(電力インフラ・次世代通信・モビリティ)への注力製品展開
- 日本・米国・ASEAN地域でのHEV向け車載用昇圧リアクタの供給拡大(生産集約後)
リスク
- 米国政権による関税措置をはじめとする通商政策の変化による事業環境悪化リスク
- 中国生産拠点再編(生産移管・人員適正化・持分譲渡)に伴う移行期のコスト増加・利益圧迫
- 産業機械向けトランス・リアクタの需要低迷長期化リスク
- EV市場の停滞による自動車電装化関連需要の伸び悩み
- データセンター投資サイクルの変動による大型トランス・リアクタ需要の急減リスク
- 中東情勢の緊迫化等に伴う原材料調達への影響リスク
最終更新: 2026年6月24日

