重電機器市場への依存
当社製品は電力各社向けを中心とした重電機器市場に依存しており、電力各社の設備投資動向が業績に直接影響する。収益基盤の多様化を目指し、鉄道車両市場など一般産業市場の開拓や海外市場(中東・アジア・米国・欧州・オセアニア)への展開を推進しているが、廉価な海外製品流入による価格競争の激化や各国の政治・経済情勢の変動が財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
為替変動リスク
海外向け販売比率は総売上高の約10%(商社経由含む)であり、主に円建て販売により直接的な為替リスクを回避しているが、円高が継続した場合は海外需要家の購買力減退につながる。今後の海外展開において外貨建て販売を実施する際には、急激な為替変動が財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
原材料の価格変動と調達難
主要原材料である成形材料及び金属は、資源輸出国の経済情勢や国際的な需給バランスにより価格が変動し、為替や地政学リスクによる急激な価格上昇が収益を圧迫する可能性がある。また、海外地域での自然災害・紛争・政情不安の長期化による需給逼迫が調達困難や納期長期化を招き、取引先への納入遅延が発生するリスクがある。コスト競争力強化に継続して取り組んでいるが、全てのリスクを回避することは困難である。
有価証券等の資産価値変動
当事業年度末における有価証券及び投資有価証券の合計残高は1,702百万円と総資産の約15%を占めており、財務上の重要性が高い。株式については投資先の業績不振や証券市場の市況悪化による評価損、債券については金利上昇による価格下落や発行者の信用状況悪化による損失が発生する可能性がある。
自然災害・感染症リスク
全生産拠点を滋賀県内に集中しており、琵琶湖西岸断層帯等における地震・火災・新型感染症の発生により生産・販売活動が停止するリスクがある。事前の安全対策や早期復旧・事業継続対策を講じているが、東日本大震災規模の大規模災害や感染症の長期化が発生した場合、全てのリスクを回避することは不可能であり、財政状態及び経営成績に重大な悪影響を及ぼす可能性がある。
人材の育成・確保困難
製品開発・品質管理・販売活動に携わる人材の確保は事業継続・発展に極めて重要であるが、労働者不足の影響により必要な人材を必要な時期に十分確保できないリスクがある。社内育成・外部採用・エンゲージメント向上・ダイバーシティ確保を重点戦略として推進しているが、人材流出が発生した場合には今後の事業展開に制約を受け、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
情報セキュリティリスク
機密情報管理規程等に基づき事業上の機密情報や個人情報を厳重に管理しているが、外部からの不正アクセスや関係者による機密情報の不正持ち出しによる情報漏洩が発生した場合、社会的信用が毀損する。その結果、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
製品欠陥・製造物賠償責任
ISO9001認証取得や米国安全規格(UL)等の適合認証を取得し品質管理に努めているが、将来的に製品欠陥や回収・修理が発生しないという保証はない。生産物賠償責任保険(PL保険)に加入しているものの、最終的な賠償額を全て賄える保証はなく、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
公的規制・コンプライアンス
国内外での事業展開において、通商・為替・租税・環境等の様々な公的規制を受けており、これらの遵守に努めている。将来、規制を遵守できない場合や事業継続に影響を及ぼす新たな公的規制が課せられた場合、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
取引先の信用リスク
与信管理要領に基づき与信限度額を決定・適宜見直しを行い取引先の信用リスク管理を実施しているが、事業環境の急激な変化に伴う取引先の倒産により債権回収に支障が発生する可能性がある。その場合、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼすリスクがある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月28日

