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6638東証プライム電気機器

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市場

海外事業展開リスク

売上高の約7割を海外市場が占め、アジア(中国・台湾)および欧州(オランダ・イタリア・リトアニア)でも生産を行うため、主要海外市場の経済情勢悪化や進出国の法令・税制変更、ロシア・ウクライナ問題や米中対立に代表される地政学的リスクが経営成績に影響を及ぼす可能性がある。グローバルでの情報収集・管理体制およびリスクマネジメント体制の強化とサプライチェーン最適化に取り組んでいる。

財務

為替変動リスク

海外販売比率が海外生産比率を上回る構造のため、急激な為替変動が経営成績および財政状態に直接影響する。為替管理専門部署によるデリバティブを活用した短期ヘッジ、外貨建て売掛金の早期回収、インク等消耗品の消費地生産推進による中期的な外貨ポジション改善に取り組んでいる。

市場

競合激化・価格下落リスク

主力製品である産業用インクジェットプリンタ市場では大手企業や新興国企業の参入が増加しており、競争環境の激化による価格低下圧力や市場シェア低下が経営成績に影響を及ぼす可能性がある。現時点では技術面・品質面での優位性を認識しており、地域密着型営業と革新的新製品の継続的な上市で対応する方針である。

テクノロジー

原材料・部品調達リスク

プリントヘッド・電装部品・機構部品・インク染料等の原材料について、現仕入先からの調達困難や市況動向による価格上昇、供給不安定化による生産困難・販売機会喪失が生じる可能性がある。地政学的リスクを勘案した調達先の見直しや複数調達先確保によるリスク分散、設計段階での部品共通化・点数削減による原価抑制に継続して取り組んでいる。

テクノロジー

製品開発遅延リスク

新製品開発を成長の源泉とする一方、開発が計画どおりに進捗しない場合、試作部材・労務等の研究開発費増加や開発遅延による売上高減少が生じる可能性がある。先進的・効率的な開発手法の導入、開発技術ノウハウの内部蓄積、プラットフォーム設計の推進により効率的な新製品開発に取り組んでいる。

テクノロジー

情報セキュリティリスク

サイバー攻撃や情報セキュリティの脆弱性により、機密情報漏洩による信頼性低下、システム停止による業務停止・顧客サービス低下、金銭的損害や企業イメージ失墜が生じる可能性がある。経営情報システム部が主導し、セキュリティポリシーの策定・徹底した情報管理・社員教育、システムバックアップ・セキュリティ強化、脆弱性の監視・対策に取り組んでいる。

テクノロジー

製造物責任リスク

自社開発製品に不具合が発生した場合、修理・補償コストの増加に加え製品開発計画の遅延が生じ、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。製造物責任賠償保険に加入するとともに、品質改善を経営の最優先事項としてプロジェクト体制で推進し、設計・製造・サービス各部門の課題に取り組んでいる。

財務

金利変動リスク

金融機関からの借入金等で設備資金・運転資金の一部を調達しており、当連結会計年度末の有利子負債依存度は28.8%となっているため、急激な金利変動が経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。経理部門が主導して多様な資金調達方法の検討を行うとともに、在庫適正化活動による運転資金の効率化に努めている。

テクノロジー

人財確保・育成リスク

開発型・グローバル企業としての成長に向け、製品開発人財およびグローバル対応人財の持続的な確保・育成が必須であり、これらが大きく不足した場合に経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。人的資本戦略に基づく中核人財の積極的確保、ダイバーシティ推進(女性活躍・ジェンダーギャップ解消)、ワークライフバランス配慮、教育体系の充実に取り組んでいる。

テクノロジー

自然災害・気候変動リスク

本社・研究開発施設・工場が集中する長野県東御市での大規模自然災害や感染症拡大、気候変動に伴う台風・集中豪雨等の異常気象によるサプライチェーン寸断・操業停止、脱炭素化に伴う環境規制強化による対応コスト増加が業績に影響を及ぼす可能性がある。事業継続計画(BCP)の策定・整備を進めるとともに、省エネ・低炭素化への取り組みや気候変動が事業に与える中長期的影響の分析を推進している。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日