市場環境の変化
教育ICT・企業DX・ビジョンシステム・FAロボットの4市場において、競合他社の戦略変化や異業種企業の新規参入により、より優れた製品・サービスが投入される可能性がある。これにより当社グループの競争力が低下し、業績に大きな影響を与えるリスクがある。対応として、経済情勢・市場環境・顧客ニーズ・投資動向を常時モニタリングし、経営計画・事業計画へ機動的に反映させることで変化への迅速な対応を図っている。
業績変動リスク
映像&IT事業の電子黒板売上は文教市場の予算執行時期(夏休み・年度末)に偏る季節性があり、ロボティクス事業は工作機械業界・エレクトロニクス業界の需要縮小の影響を直接受ける。特定市場・時期への依存が業績の安定性を損なうリスクがある。対応として、保守・サポートサービス等ストック型収益の拡大と近隣市場への展開加速により、収益構造の分散化を推進している。
競争激化による価格下落
国内外メーカーとの価格競争激化により販売価格が著しく下落する可能性があり、高シェア商品においても将来の優位性は保証されない。他社新製品の投入により販売数量が減少するリスクも存在する。対応として、徹底した原価低減によるコスト競争力強化と独自技術・品質・信頼性による差別化、および事業ポートフォリオの見直しを実施している。
研究開発・人材確保リスク
持続的成長のために差別化技術の継続的開発が不可欠であるが、研究開発の成果は本質的に不確実であり、期待した技術・製品が得られない可能性がある。また、技術スキルの高い人材の確保・育成が困難な場合、業績および成長に大きな影響を及ぼすリスクがある。対応として、開発部門による市場把握・技術課題解決・新製品開発の効率化と、新卒・中途採用による人材獲得および入社後研修による育成を推進している。
原材料・部品の調達リスク
半導体を含む多数の外部取引先から原材料・部品を調達しており、何らかの理由により計画数量・価格での入手が困難になった場合、予定生産数量の確保ができず業績に大きな影響を及ぼす可能性がある。特にアジア諸国への調達依存が地政学的リスクを高めている。対応として、調達先への定期的な監査・調査と調達ルートの多様化により安定調達を図っている。
製品品質・ソフトウェア不具合
ISO9001・ISO14001・ISO13485を取得し品質管理体制を整備しているが、製品欠陥の発生を完全に排除することはできず、製造物責任賠償につながる欠陥は企業評価の著しい低下と売上減少をもたらすリスクがある。また、ソフトウェア開発における進捗遅延や予期せぬ不具合は損害賠償リスクを伴う。対応として、開発・設計から製造・販売・サービスまでの全プロセスで国際規格に準拠した品質マネジメントシステムを運用している。
海外事業展開リスク
欧米・ASEAN諸国での販売活動、中国現地法人での製造、アジア諸国からの部品調達を行っており、予期しない法律・規制変更、政治・経済環境の変動、テロ・戦争・感染症による社会混乱、インフラ障害等により事業活動に障害が生じる可能性がある。対応として、進出国の事前調査と進出後の法令改正等の情報収集によりリスク低減を図っている。
為替相場変動リスク
海外事業展開に伴い外貨建て取引が発生しており、外国為替レートの大きな変動は外貨建て売上高および仕入高に影響し、業績に大きな影響を与える。円安・円高いずれの方向の変動も収益性に影響するリスクがある。対応として、取引通貨バランスの改善、円建て取引の増加、海外調達の拡大、生産国の見直し等により総体的な為替リスクの軽減を図っている。
企業買収・のれん減損リスク
成長戦略として積極的に企業買収を実施した結果、のれん及び無形固定資産が増加しており、被買収企業の将来収益力が低下した場合には減損処理が必要となり、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。また、グループ会社の経営環境・収益状況の著しい悪化は関係会社株式の評価にも影響する。対応として、買収前の財務・戦略・リスク視点での妥当性審議と買収後の定期的なモニタリングを実施している。
情報漏洩・サイバー攻撃リスク
事業活動に関連して保有する機密情報について、不正アクセスやサイバー攻撃等の予期せぬ事態により情報漏洩が発生した場合、多額の費用負担と企業イメージの悪化により業績に影響を与える可能性がある。デジタル化の進展に伴いサイバー攻撃の脅威は高まっている。対応として、情報管理規程・情報管理要領の制定と情報セキュリティ委員会の定期開催により、社内ネットワークおよび情報機器の適切な管理運用体制をモニタリングしている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

