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株式会社コレックホールディングス

6578東証スタンダードサービス業

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株式会社コレックホールディングス6578

事業内容

株式会社コレックホールディングスは、エネルギー事業(太陽光パネル・蓄電池の販売・施工)、アウトソーシング事業(ライフライン商材を中心とした営業代行・マーケティング受託)、メディアプラットフォーム事業(「アルテマ」「イエプラコラム」「キャリハイ転職」等のオウンドメディア運営)の3事業を柱とする持株会社。2010年にBtoC特化のコンサルティング企業として創業し、NHK契約収納代行業務を主軸としていたが2023年9月に完全撤退。

M&Aを活用しながら現在の3事業ポートフォリオへ転換を完了した。主要顧客は個人消費者および法人広告主・委託企業であり、株式会社ラストワンマイルが主要取引先(売上高の11.2%)。

2024年9月に持株会社体制へ移行し、現在は当社および連結子会社6社の計7社で構成される。

ビジネスモデル

メディアプラットフォーム事業では成果発生時点で広告主から手数料を受領する成果報酬型モデルを採用し、高利益率(2026年2月期営業利益率21.5%)を実現。アウトソーシング事業では顧客企業からの受託内容に応じた消費者紹介・契約代行・業務委託の手数料を収受。

エネルギー事業では太陽光パネル・蓄電池の販売から施工引き渡しまでを垂直統合し、完工時点で収益を計上する。3事業間のクロスマーケティングにより顧客獲得コストの効率化を図る構造が特徴。

企業の強み

NHK業務依存から脱却し、2023年9月の完全撤退後わずか1期で売上高6,468百万円(過去最大)を達成。2024年5月の株式会社Aoie買収によりエネルギーセグメント売上高が前期比299.6%増の2,820百万円に急拡大するなど、M&Aを成長エンジンとして機能させた実績を持つ。

2026年2月期のメディアプラットフォームセグメントは売上高1,915百万円に対し営業利益411百万円、営業利益率21.5%を確保。「アルテマ」「イエプラコラム」「キャリハイ転職」等の複数オウンドメディアによる成果報酬型収益モデルが安定的な高利益率を支えている。

アウトソーシング事業のフィールドセールス・コールセンターとメディアプラットフォームのデジタル集客を組み合わせたハイブリッド型マーケティングを提供。主要顧客の株式会社ラストワンマイルへの売上高は前期比40.3%増の711百万円(売上高比11.2%)に拡大し、クロスセルの効果が数値に表れている。

エンヴァリスの着眼点

2027年2月期第1四半期は売上高1,774百万円(前年同期比2.3%減)、営業損失111百万円(前年同期は営業利益112百万円)と大幅に悪化。アウトソーシング事業が売上高65.9%増と急拡大した一方でセグメント損失56百万円を計上しており、将来成長に向けた販管費の先行投資が利益を大きく圧迫している。

通期予想(営業利益228〜265百万円)を達成するには残り3四半期で合計340〜377百万円の営業利益が必要であり、達成ハードルは高い。

エネルギーセグメントは2027年2月期第1四半期の売上高が55百万円(前年同期比92.7%減)と急減し、セグメント損失77百万円を計上。既存ビジネスの受注残高整理に伴う縮小と説明されているが、前期通期売上高1,595百万円からの急落は構造的な問題を示唆する。

新規事業参入による収益回復を掲げているものの、具体的な進捗は開示されておらず、回復時期の見通しは不透明。エネルギー事業の低迷が全社業績の重大なリスク要因となっている。

2027年2月期第1四半期末の総資産は2,860百万円(前期末比7.0%減)、純資産は928百万円(前期末比13.5%減)、自己資本比率は31.8%(前期末34.4%)に低下。利益剰余金は261百万円と前期末比35.8%減少しており、四半期純損失79百万円の計上が財務基盤を侵食している。

有利子負債は707百万円(短期借入金480百万円・長期借入金227百万円)が残存しており、損失が継続した場合の財務余力の低下が懸念される。

成長戦略

「CORREC Innovation 2029」のもとエネルギー垂直統合・アウトソーシングDX・メディア高収益化・M&Aを4本柱に非連続成長を目指す

人材採用による営業組織の積極拡大とショット型・ストック型商材の拡充を推進。2027年2月期第1四半期に売上高65.9%増を達成したが、先行投資コストによりセグメント損失56百万円を計上。効率的な運用体制の構築が次の課題。

SEOに依存しない広告集客モデルおよび人材プラットフォームビジネスを新規展開。2027年2月期第1四半期はセグメント売上高57.7%増・営業利益81百万円を計上し、グループ唯一の黒字セグメントとして機能している。

既存ビジネスの受注残高整理を経て、新規事業参入等による収益回復と再成長を図る方針。ただし2027年2月期第1四半期は売上高92.7%減・セグメント損失77百万円と急失速しており、回復の具体的進捗は未開示。

中期経営計画「CORREC Innovation 2029」に基づき、住宅リフォーム等への商材拡張やM&Aを通じた非連続成長を志向。過去のAoie買収等の実績を基盤に、新領域への参入機会を探索している。

最終更新: 2026年7月17日