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株式会社要興業

6566東証スタンダードサービス業

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株式会社要興業6566

総合廃棄物処理事業

東京23区を主要地盤とする廃棄物収集・処分・リサイクルの単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(連結通期)14,949百万円14,507百万円
営業利益(連結通期)2,114百万円2,109百万円
経常利益(連結通期)2,264百万円2,168百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(連結通期)1,580百万円1,514百万円
売上高営業利益率14.1%14.5%
自己資本比率80.9%81.1%
1株当たり当期純利益99.53円95.39円
1株当たり純資産1,312.90円1,233.35円
現金及び現金同等物期末残高5,826百万円4,673百万円

事業詳細

株式会社要興業(及び連結子会社・株式会社ヨドセイ)が展開する唯一のセグメント。東京23区を中心に産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬・処分、リサイクル(資源物売却)、行政受託(自治体からの廃棄物処理委託)の3事業区分で構成される。東京23区内に複数のリサイクルセンターを有し、収集から中間処理・資源化まで一貫サービスを提供する。経営理念に「環境保全と循環型社会への貢献」を掲げ、サーキュラーエコノミー実現に向けた事業活動を展開している。

直近の概況

増収増益を達成、大田区プラごみ新規受託など行政受託が牽引

2026年3月期は売上高14,949百万円(前期比3.0%増)、営業利益2,114百万円(同0.2%増)、経常利益2,264百万円(同4.5%増)、当期純利益1,580百万円(同4.3%増)と全利益項目で増益を達成。収集運搬・処分事業は収集量増加で3.6%増収、行政受託事業は大田区からの家庭系プラスチックごみ新規受託等で4.7%増収となった一方、リサイクル事業は資源価格下落により4.2%減収。燃料費高騰・賃金ベースアップによるコスト増を原価低減で吸収した。連結子会社ヨドセイの本社ビル建設等の設備投資を実施しつつも、保険積立金払戻等により現金残高は前期末比1,153百万円増加した。次期(2027年3月期)は売上高15,575百万円(4.2%増)、営業利益2,188百万円(3.5%増)を見込む一方、賃上げ等の経費増により経常利益2,244百万円(0.9%減)、当期純利益1,536百万円(2.7%減)を予想している。

主要プロダクト

service
収集運搬・処分事業

2026年3月期売上高は10,227百万円(前期比3.6%増)。収集量の増加により増収。燃料費高騰や賃金ベースアップによるコスト増があったものの、徹底した原価低減により増益を確保した。

service
リサイクル事業

2026年3月期売上高は1,340百万円(前期比4.2%減)。資源価格が前年同期に比べ下落したことが主因で減収となった。市況変動の影響を直接受けやすい事業区分であり、収益の変動要因となっている。

service
行政受託事業

2026年3月期売上高は3,382百万円(前期比4.7%増)。大田区から家庭系プラスチックごみを新規受託したことが増収に寄与した。「官から民へ」の流れを背景に安定的な受託拡大が続いている。

成長ドライバー

  • 行政受託事業の拡大:大田区での家庭系プラスチックごみ受託事業開始など新規自治体への展開が進展
  • 収集運搬・処分事業の収集量増加:東京23区での都市活動活発化と「官から民へ」の流れによる委託量増加
  • コスト上昇分の価格転嫁:処理費値上げ等のコスト上昇を一定程度価格転嫁し売上単価を維持
  • リサイクルセンターへの設備投資:連結子会社ヨドセイ本社ビル建設等の設備拡充により処理能力・サービス基盤を強化
  • 電子マニフェスト登録サポートシステム(EDIシステム)等の自社開発ITによる顧客囲い込みと業務効率化

リスク

  • 資源価格変動リスク:リサイクル事業売上の大部分を占める古紙等の市況下落が直接減収要因となる(当期リサイクル事業4.2%減収)
  • 人件費・処理費の上昇:賃上げによる人件費増加が継続しており、次期予想でも経費増が利益を圧迫する見通し
  • 廃棄物処理法等の規制強化:許可取消・行政処分リスクが事業継続に直結するため、コンプライアンス体制の維持・強化が不可欠
  • ドライバー人手不足:労働集約型ビジネスモデルにおける国内ドライバー不足が事業拡大の制約要因となりうる
  • 設備老朽化リスク:リサイクルセンター設備の老朽化が進んでおり、継続的な設備更新投資が必要

最終更新: 2026年6月22日