株式会社HANATOUR JAPAN6561
旅行事業
インバウンド旅行手配を核とする同社の主力収益セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(外部顧客、純額)・2026年1Q | 779百万円 | 847百万円(2025年1Q) | ↓ |
| セグメント利益・2026年1Q | 324百万円 | 315百万円(2025年1Q) | ↑ |
| セグメント利益率・2026年1Q | 41.6% | 37.2%(2025年1Q) | ↑ |
| セグメント売上高(外部顧客、純額)・2025年12月期通期 | 2,935百万円 | — | ↑ |
| セグメント利益・2025年12月期通期 | 1,141百万円 | — | ↑ |
事業詳細
韓国・東アジア・東南アジア・欧米豪からの訪日インバウンド旅行手配業務を主軸とし、団体パッケージ・インセンティブツアーから個人旅行(FIT)まで幅広く対応。ホテル・バス・旅ナカ商材の手配を一括提供するランドオペレーター機能を担う。売上高は取扱高と仕入高を相殺した純額表示であり、実態規模は純額売上高を大きく上回る。
直近の概況
売上高は前年同期比8.1%減も、利益は3.0%増で利益率が大幅改善
2026年1Q(2026年1月〜3月)の旅行事業売上高は779百万円(前年同期比8.1%減)。中国政府の渡航自粛要請や中東情勢の影響でFIT「Gorilla」の取扱高が伸び悩み、中東・欧州(中東経由便)発の団体ツアーにも影響が出た。一方、韓国・東南アジアからの団体ツアー需要が堅調に推移し、相対的に収益率の高い団体ツアーの成長でFIT伸び悩みを吸収。売上総利益は前年同期比2.2%増加し、セグメント利益は324百万円(前年同期比3.0%増)と過去最高水準を維持。利益率は41.6%と前年同期(37.2%)から大幅に改善した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 2026年1Q訪日外客数が1,068万人(前年同期比1.4%増)と過去最高を更新し、インバウンド旅行市場が拡大基調を維持
- 韓国・東南アジアからの団体ツアー需要が堅調に推移し、中東・欧州(中東経由便)の影響を補完
- 収益率の高い団体ツアーへの注力により、売上高減少下でもセグメント利益・利益率が改善
- FITプラットフォーム「Gorilla」の商品ラインアップ拡充・API連携先拡張による中長期的な取扱高拡大
- 海外旅行エージェント向け新FITプラットフォームが計画通り進捗しており、リリース後の需要取込みを見込む
- 需要の地域分散(韓国・台湾・東南アジア・欧米豪)が進み、特定市場への依存度が低下
リスク
- 中国政府による渡航自粛要請など地政学・カントリーリスクによる特定市場の需要消失(2026年1Qも影響継続)
- 中東情勢の緊迫化による欧州発中東経由便の訪日ツアーへのキャンセル・需要減退リスク
- 韓国(親会社HANATOUR SERVICE INC.)への顧客集中リスク
- FIT化の加速に伴う団体旅行取扱高の構造的縮小と、新プラットフォームへの移行コスト・開発遅延リスク
- 円高進行による訪日旅行コスト上昇に伴うインバウンド需要減退リスク
- 地震・自然災害に関する風評がアジア圏インバウンド需要を直撃するリスク
最終更新: 2026年3月26日

