事業内容
株式会社GameWithは「ゲームをより楽しめる世界を創る」を経営理念に2013年設立。2013年9月にゲーム攻略情報サイト「GameWith」をリリースし、現在は①メディア事業(ゲーム攻略・紹介情報の提供と広告収益)、②eスポーツ・エンタメ事業(国内屈指のeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」の運営とクリエイターマネジメント)、③その他新規事業(NFTゲーム「EGGRYPTO」の運営受託・光回線サービス「GameWith光」)の3セグメントを展開。
連結子会社5社・持分法適用関連会社1社で構成され、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。主要ユーザーはゲームプレイヤーを中心とした国内外のゲームファン層であり、広告主・スポンサー企業がBtoB顧客となる。
ビジネスモデル
メディア事業ではゲーム攻略記事でPVを集め、ネットワーク広告(メディア広告)とゲーム会社向けタイアップ(メディアソリューション)の二軸で収益化する。eスポーツ事業はスポンサー収入・大会賞金・パブリッシャー支援金・グッズ販売・ファンクラブ等の多面的マネタイズを採用。
その他事業ではNFTゲームのプロモーション受託とストックビジネス型の光回線契約料が収益源となる。アプリ外課金導線の整備により広告依存度の低減も図っている。
企業の強み
メディアセグメントは2025年5月期に売上高2,124百万円・営業利益637百万円を計上し、営業利益率は約30%に達する。モバイルゲーム市場の逆風下でも同セグメントが全社唯一の黒字源泉として機能しており、PV単価は2025年5月期第4四半期に直近5年間で最高水準を記録した。
連結子会社の株式会社DetonatioNが運営する「DetonatioN FocusMe」は、VALORANT部門において中国・成都開催のオフシーズン公認大会「VALORANT Radiant Asia Invitational」で国内唯一の参加チームとして準優勝を収めるなど、競技成績の向上が確認されている。Riot Games社との長期パートナーシップも締結済み。
アルテリア・ネットワークス株式会社との資本業務提携(2022年6月)により高品質光回線サービスを実現。株式会社デジタルハーツホールディングスとの提携を通じた韓国市場進出(DIGITAL HEARTS Seoul Co., Ltd.との戦略的パートナーシップ締結、2024年7月)や、株式会社デジタルガレージとのアプリ外課金事業共同推進(2024年9月基本合意)など、外部連携を活用した事業拡張を実行している。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2022期3,121百万円→2023期3,512百万円とピークを付けた後、2024期・2025期と微減が続いたが、2026期は4,047百万円と前期比17.2%増で過去最高水準に達した。営業利益は2024期67百万円→2025期△197百万円と悪化したが、2026期は101百万円と黒字転換。
eスポーツ事業での高額大会賞金複数発生とメディア事業のPV単価改善・タイアップ好調が主因。営業CFも302百万円のプラスに転換し、現金残高は2,320百万円に増加。
ただし特別損失(投資有価証券評価損9百万円・減損損失5百万円)と高い法人税等負担(76百万円)により純利益は25百万円にとどまった。2027年5月期業績予想は未定。
成長戦略
メディア再成長とeスポーツ収益安定化を軸に、ISP・新規事業の黒字化を追求
広告枠最適化等によるPV単価改善施策を継続し、メディア広告収益の拡大を図る。タイアップ商材販売のさらなる強化も推進するが、費用増加を伴うため利益率管理が課題。2026年5月期は売上高前期比8.9%増を達成。
AI活用による記事制作効率化と並行して、攻略プラットフォームやクリエイターメディア等の新メディアを立ち上げ、PV数の多様化と新規収益源の創出を目指す。会社側は収益寄与の精査を要する段階と説明しており、ソフトウエア仮勘定が108百万円増加している。
競技成績向上によるチーム価値向上を通じ、大手企業スポンサー獲得とタイアップ案件の拡大を継続。大会賞金依存から安定収益源への構造転換が中長期課題。2026年5月期は営業損失16百万円まで改善(前期△222百万円)。
契約者数の順調な増加と事業効率化による費用抑制を継続し、ストック型収益の積み上げで黒字化を目指す。2026年5月期は売上高431百万円(前期比22.4%増)、営業損失12百万円(前期△107百万円)と大幅改善。
投資先Kyuzanと連携し新作NFTゲーム「EGGRYPTO X」のリリースを計画。ストア審査や他社大型タイトルのプロモーション時期との重複等の外部要因でリリース時期が変動する可能性があり、売上計上時期は流動的。
最終更新: 2026年7月17日

