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株式会社オキサイド

6521東証グロース電気機器

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株式会社オキサイド6521

光学事業(単一セグメント)

単結晶・レーザのグローバルニッチトップを目指す光学専業メーカー

期間今期前期増減率
売上高(2027年2月期第1四半期累計)2,192百万円1,787百万円(前年同期)
営業利益(2027年2月期第1四半期累計)199百万円△72百万円(前年同期)
経常利益(2027年2月期第1四半期累計)145百万円△266百万円(前年同期)
親会社株主に帰属する四半期純利益(2027年2月期第1四半期累計)70百万円△274百万円(前年同期)
売上高前年同期比+22.6%+28.8%(前年同期)
営業利益率(2027年2月期第1四半期累計)9.1%-(前年同期は損失)
総資産(2027年2月期第1四半期末)14,520百万円14,773百万円(2026年2月期末)
純資産(2027年2月期第1四半期末)4,782百万円4,694百万円(2026年2月期末)
自己資本比率(2027年2月期第1四半期末)32.9%31.8%(2026年2月期末)
1株当たり四半期純利益6.07円△24.48円(前年同期)
通期売上高予想(2027年2月期)9,828百万円10,040百万円(2026年2月期実績)
通期営業利益予想(2027年2月期)933百万円542百万円(2026年2月期実績)

事業詳細

当社グループは光学事業の単一セグメントで運営。単結晶、光部品(光デバイス)、レーザ光源、光計測装置などを開発・製造・販売し、半導体ウエハ検査装置メーカー、PET検査装置メーカー、光学製品メーカー等を主要顧客とする。事業は「半導体事業」「ヘルスケア事業」「新領域事業」の3区分で展開。2027年2月期第1四半期(2026年3月〜5月)は半導体事業が好調な市場を背景に予想を大きく上回り、売上高・営業利益ともに前年同期を上回る黒字転換を達成した。

直近の概況

2027年2月期第1四半期は売上高22.6%増・営業利益黒字転換と大幅改善

2027年2月期第1四半期(2026年3〜5月)の売上高は2,192百万円(前年同期比22.6%増)、営業利益は199百万円(前年同期は営業損失72百万円)と黒字転換。利益率の高い製品の売上構成比上昇が寄与した。半導体事業は好調な市場を背景に予想を大きく上回った一方、ヘルスケア事業は出荷期ずれ、新領域事業は資材入荷遅延により各々第2四半期へ期ずれが発生。通期業績予想(売上高9,828百万円、営業利益933百万円)に変更はない。販売費及び一般管理費は前年同期の873百万円から612百万円へ大幅圧縮され、収益構造が改善している。

主要プロダクト

product
深紫外レーザ・単結晶

半導体事業の主力製品。好調な半導体市場を背景に2027年2月期第1四半期は予想を大きく上回る売上を達成。累積出荷台数増加に伴うメンテナンス需要のリカーリング収益も拡大中。

product
シンチレータ単結晶

ヘルスケア事業の中核製品。2027年2月期第1四半期は一部出荷が第2四半期以降に期ずれし予想を下回った。主要原材料(酸化ルテチウム等)の調達環境変化・価格高騰を踏まえ、顧客と取引条件を協議中。

product
ファラデー回転子・光アイソレータ用単結晶

新領域事業の主力製品。2027年2月期第1四半期はデータセンター向け製品に使用する一部資材の入荷遅延により、予定していた売上が第2四半期へ期ずれし予想を下回った。

product
量子もつれ光子対発生モジュール

新領域事業における将来成長製品。量子通信・量子センシング等への応用が期待される。

product
SiC単結晶基板

パワー半導体市場向けの成長製品。EV・再生可能エネルギー分野での需要拡大が期待される。

成長ドライバー

  • 半導体事業:生成AI普及を背景とした先端半導体検査装置市場の拡大と、深紫外レーザ・単結晶の既存製品需要増および新製品立ち上がり
  • 半導体事業:累積出荷台数増加に伴うメンテナンス需要のリカーリング収益拡大
  • ヘルスケア事業:アルツハイマー型認知症治療薬の薬事承認・PET診断の保険適用に伴う頭部専用PET需要拡大期待
  • 新領域事業:世界的なデータセンター需要拡大を背景としたファラデー回転子の出荷増加(資材入荷遅延は一時的で第2四半期以降に売上計上見込み)
  • 販売費及び一般管理費の大幅圧縮(前年同期873百万円→当期612百万円)による収益構造改善
  • Raicol社連結除外による財務体質改善と地政学リスク低減、当社単体での増収基調継続

リスク

  • ヘルスケア事業における主要原材料(酸化ルテチウム等)の調達環境変化・価格高騰:顧客との取引条件協議が継続中であり、収益への影響が不透明
  • 新領域事業:データセンター向け製品の資材入荷遅延リスク(第1四半期に期ずれが発生し、第2四半期以降の売上計上に依存)
  • ヘルスケア事業の出荷期ずれリスク:第1四半期に続き第2四半期以降への集中が続く場合、通期予想達成に影響
  • Raicol社連結除外により2027年2月期の新領域事業売上高は前期比48.2%減の1,575百万円を見込み、連結売上高は前期比2.1%減の9,828百万円にとどまる見通し
  • シンチレータ単結晶製造に使用する酸化ルテチウムの調達が中国に依存しており、地政学リスク・サプライチェーン途絶リスクが存在
  • 半導体事業の主要部材は製造可能企業が国内外でわずかであり、調達リスクが継続
  • 利益剰余金が△2,519百万円(2027年2月期第1四半期末)と累積損失が残存しており、財務体質の健全化が引き続き課題
  • 自己資本比率32.9%、有利子負債(短期借入金2,900百万円・長期借入金4,102百万円・社債150百万円)が高水準で財務レバレッジリスクが継続
  • 研究開発費が売上高比10.6%(2027年2月期予想)と高水準であり、収益性改善と成長投資のバランスが求められる

最終更新: 2026年5月22日