株式会社TVE6466
バルブ事業
原子力・火力発電所向け高温高圧バルブの製造・メンテナンスを中核とする主力事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(中間期累計) | 4,234百万円 | 2,967百万円 | ↑ |
| セグメント利益(中間期累計) | 1,027百万円 | 383百万円 | ↑ |
| 受注高(中間期累計) | 4,616百万円 | 4,239百万円(前年同期比8.9%増) | ↑ |
| 受注残高(中間期末) | 6,076百万円 | 5,695百万円(前期末) | ↑ |
| 売上高(通期・前連結会計年度実績) | 6,797百万円 | - | — |
| セグメント利益(通期・前連結会計年度実績) | 1,237百万円 | - | — |
事業詳細
原子力発電所・火力発電所など電力プラント用高温高圧バルブを中心に、船舶用・石油化学プラント用などの各種産業用バルブの製造販売およびメンテナンスを展開。可搬式特殊工作機械による現地修理・改造工法も保有。関係会社にトウアサービス株式会社(国内)およびTVE GLOBAL ASIA PACIFIC Pte.Ltd.(海外)を擁し、国内外の原発・火力発電設備の安全・安定運転を支援する。主要販売先は西華産業株式会社(売上高の35.3%)。
直近の概況
複数原発の定期検査工事完了により中間期売上高が前年同期比42.7%増の大幅増収
2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)において、関西電力高浜原発、四国電力伊方原発、九州電力玄海原発・川内原発の定期検査工事が完了し売上計上。バルブ事業全体の売上高は4,234百万円(前年同期比42.7%増)、セグメント利益は1,027百万円(同168.1%増)と大幅増益。受注残高も6,076百万円(前期末比6.7%増)と積み上がり。2026年4月には東京電力柏崎刈羽原発6号機が約14年ぶりに再稼働し、原発をめぐる事業環境が一段と活発化している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国内原発の再稼働進展(2026年4月に東京電力柏崎刈羽原発6号機が約14年ぶりに再稼働、北海道電力泊原発3号機は2027年再稼働に向け取り組み中)
- 第7次エネルギー基本計画(2025年2月閣議決定)で2040年度の電源構成における原子力比率を2割程度と明示、原発活用の政策的後押し
- 受注残高の積み上がり(中間期末6,076百万円、前期末比6.7%増)による将来売上の可視性向上
- 原発リプレース・次世代革新炉建設に向けた検討進展(関西電力美浜原発1号機後継機の現地調査着手)
- DX・GXの進展による電力需要増加見込みに伴う原発活用ニーズの高まり
- 福井県おおい町への新製造拠点(安全弁事業を行う第1工場)建設プロジェクトの推進による生産能力拡充
リスク
- 原発定期検査工事の売上計上時期が特定の検査スケジュールに依存するため、年度間・四半期間の収益変動が大きい
- 受注損失引当金の繰入リスク(下半期においても一部案件の採算性悪化に伴う受注損失引当金が損益に与える影響が想定以上になる可能性)
- 完全受注生産型のため、生産高の増減に伴う棚卸資産残高の変動が採算悪化要因となり得る
- 地政学的リスク(ウクライナ・中東情勢)による資源価格高騰に伴う材料費上昇リスク
- 原発の規制審査遅延や安全審査の長期化による定期検査工事・再稼働スケジュールの不確実性
- 米国の通商政策の影響や中国経済の低迷など海外経済環境の悪化による事業への間接的影響
最終更新: 2025年12月23日

