オフィス機器
事務機械・文具関連製品を国内外で製造販売、増収増益に回復
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,783百万円 | 5,352百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 1,034百万円 | 988百万円 | ↑ |
| セグメント利益率 | 17.9% | 18.5% | ↓ |
事業詳細
ホッチキス、タイムレコーダ、文字表示機器(ビーポップ、レタツイン)、オートステープラ等の事務機械・文具関連製品を製造販売する。国内オフィス事業・海外オフィス事業・オートステープラ事業の3事業で構成。国内外の法人顧客を主要ターゲットとし、製造はタイ・中国・マレーシアの海外拠点も活用。2027年3月期第1四半期は前年同期比8.1%の増収、4.6%の増益となり、前期の減収減益から回復した。
直近の概況
国内海外ともに増収、利益率はわずかに低下
2027年3月期第1四半期は売上高5,783百万円(前年同期比8.1%増)、セグメント利益1,034百万円(同4.6%増)となった。国内オフィス事業は文具関連製品の堅調な販売と文字表示機器消耗品の増加により1.0%増収。海外オフィス事業はレタツイン新製品の営業強化により17.3%増収。オートステープラ事業は消耗品販売の堅調さにより7.3%増収。一方でセグメント利益率は17.9%と前年同期の18.5%から0.6ポイント低下した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 海外オフィス事業における欧州を中心とした展示会出展増による文字表示機器(ビーポップ)の見込み物件獲得と販売拡大
- 文字表示機器の化学物質規制対応ラベル用途等への提案活動推進による国内需要の掘り起こし
- 海外オフィス事業での文具関連製品の堅調な販売推移の継続
- レタツイン新製品を中心とした営業活動強化による海外文字表示機器販売の伸長
リスク
- 米国の関税措置の影響継続によるオートステープラ事業の機械販売低迷リスク
- セグメント利益率が17.9%と前年同期(18.5%)から低下しており、収益性改善が課題
- 為替変動リスク(海外製造拠点・海外販売比率が高く、円高進展時の売上・利益への影響)
- 国内における事務機械(機械本体)の販売減少傾向
インダストリアル機器
建築用機械器具・住宅設備機器を製造販売する同社最大セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 21,790百万円 | 18,117百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 6,245百万円 | 5,141百万円 | ↑ |
| セグメント利益率 | 28.7% | 28.4% | ↑ |
事業詳細
鉄筋結束機・釘打機・エアコンプレッサ・充電工具などの機工品と、浴室暖房換気乾燥機「ドライファン」・全館24時間換気システムなどの住環境機器を製造販売する。国内外の建設市場・住宅市場を主要顧客とし、当第1四半期の連結売上高の約76.9%を占める中核セグメント。海外機工品事業(欧米)が高成長を牽引し、M&Aにより北欧市場(MAX Scandinavia AB)へも展開。
直近の概況
海外機工品事業が牽引し売上高20.3%増、利益率も改善
当第1四半期の売上高は21,790百万円(前年同期比20.3%増)、セグメント利益は6,245百万円(同21.5%増)、利益率28.7%(同+0.3ポイント)。海外機工品事業は売上高13,395百万円(同36.4%増)と大幅増収し、欧米の鉄筋結束機・消耗品販売が好調。国内機工品事業は売上高5,168百万円(同2.0%増)と鉄筋結束機消耗品が堅調だったが、木造建築物向け工具は減少。住環境機器事業は売上高3,226百万円(同0.0%増)でリプレイス需要が伸長。当第1四半期にBo Fastening AB(現MAX Scandinavia AB)及び藤工業株式会社を連結子会社化し、のれん1,387百万円増加、負ののれん発生益219百万円を計上。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 海外機工品事業における鉄筋結束機消耗品のストック型需要拡大(累計稼働台数増加)
- 建設現場の人手不足を背景とした機械化需要の高まりによる欧米での鉄筋結束機販売拡大
- 北米非住宅市場(インフラ向け)の建設投資堅調推移
- 欧州(ドイツ等)のインフラ投資拡大と建設市況改善継続
- 住環境機器事業のリプレイス向け「ドライファン」需要増加
- M&Aによる欧州(北欧)市場への事業拡大(MAX Scandinavia AB、藤工業株式会社の子会社化)
リスク
- 国内新設住宅着工戸数の低迷継続による木造建築物向け工具の販売減少
- 米国住宅ローン金利高止まり・資材価格高騰による住宅着工低迷
- 米国の関税措置・政策動向による市況悪化リスク
- 欧州の景気動向悪化・中東情勢による建設市況の再低迷リスク
- 為替変動リスク(海外売上比率が高く円高進展時に売上・利益への影響大)
- 国内建築物着工床面積の減少傾向継続による機工品需要低迷
HCR機器
介護・福祉機器を扱うマックスの第3セグメント(全社売上高比約2.7%)
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 760百万円 | 770百万円 | ↓ |
| セグメント利益 | △6百万円 | 2百万円 | ↓ |
| セグメント利益率 | △0.8% | 0.3% | ↓ |
事業詳細
HCR機器部門は、標準車いす・特殊車いす等の介護・福祉機器の製造販売を行う。国内市場向けと中国を中心とする海外レンタル市場向けの両チャネルで展開しており、2027年3月期第1四半期の全社売上高に占める比率は約2.7%(760百万円/28,334百万円)と小規模セグメントに位置づけられる。当第1四半期はセグメント損失を計上し、収益基盤の改善が引き続き課題となっている。
直近の概況
中国レンタル市場向け販売減少により減収、セグメント損失に転落
2027年3月期第1四半期の売上高は760百万円(前年同期比1.3%減)となり、セグメント利益は△6百万円(前年同期は2百万円の利益)と損失を計上した。国内の車いす販売は価格改定の効果などにより底堅く推移したものの、中国のレンタル市場向けの車いす販売が減少したことが減収・損失の主因となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 中国レンタル市場を中心とする海外向け車いす販売の回復・拡大
- 国内での価格改定効果の継続による収益性改善
- 生産性改善・内製化推進による収益改善(中期経営計画方針)
- 継続的な新製品投入による売上高の維持・拡大(中期経営計画方針)
リスク
- 中国レンタル市場の需要動向に依存した海外売上の変動リスク(当四半期は減少要因として顕在化)
- 当第1四半期にセグメント損失(△6百万円)を計上するなど収益基盤の脆弱性
- 全社売上高の約2.7%と規模が小さく、固定費吸収力が限定的
- 国内市場における新製品不具合等による販売停滞リスク
最終更新: 2026年7月31日

