ブラザー工業株式会社6448
プリンティング・アンド・ソリューションズ事業
ブラザー最大のコア事業。プリンター・複合機・ラベリング製品を世界展開。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 570,583百万円 | 544,828百万円 | ↑ |
| 事業セグメント利益 | 66,446百万円 | 60,986百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 58,092百万円 | 58,867百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 29,000百万円 | 28,644百万円 | ↑ |
| 資本的支出 | 23,517百万円 | 24,305百万円 | ↓ |
事業詳細
プリンター、複合機(レーザー・インクジェット)、ラベルライター・ラベルプリンター等の製造・販売を行うブラザー工業の中核セグメント。売上収益570,583百万円はグループ全体(893,464百万円)の約63.9%を占める。通信・プリンティング機器(498,348百万円)とラベリング(72,235百万円)の2サブセグメントで構成。消耗品の継続的な販売がビジネスモデルの安定性を支える。中期戦略CS B2027では「コア事業」に位置づけられ、営業利益額の最大化が重点指標とされている。
直近の概況
増収・事業利益増益も、為替差損等で営業利益は微減。米国関税負担増を価格対応で吸収。
2026年3月期は売上収益570,583百万円(前期比+4.7%)、事業セグメント利益66,446百万円(前期比+9.0%)と増収増益。米国関税負担や販促費の増加があったものの、価格対応効果・製品本体の販売増・為替プラス影響が寄与。一方、営業利益は58,092百万円(前期比△1.3%)と微減。為替差損などのその他費用が8,353百万円計上されたことが主因。レーザー複合機は前期の供給制約解消により各地域で販売回復。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 消耗品販売の継続的な堅調推移と価格対応効果による収益安定化
- インクジェット複合機の先進国・新興国双方での販売伸長
- 業務用ラベリングの本体・消耗品ともに堅調な販売拡大
- CS B2027における業務用ラベリングの「成長事業」位置づけとM&Aを含む積極投資方針
- レーザー複合機の供給制約解消による販売回復(2026年3月期に顕在化)
- 為替円安による売上収益へのプラス影響(ユーロ高が欧州売上を押し上げ)
リスク
- 為替差損による営業利益の圧迫(2026年3月期は為替差損がその他費用に計上され営業利益が微減)
- 欧州・中国におけるプリンティング市況の低迷継続
- 米国関税政策の影響による関税負担増加(価格対応で一定程度吸収も継続リスク)
- 販促費・販管費の増加による利益圧迫
- レーザー複合機市場における競争激化と製品構成変化による収益性低下
- 為替変動リスク(円高転換時の売上収益へのマイナス影響)
最終更新: 2026年6月22日

