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ヒーハイスト株式会社

6433東証スタンダード機械

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財務

継続企業の前提に関する重要事象

2026年3月期において売上高が著しく減少し、営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローを計上した結果、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象が存在すると認識している。主因は直動機器の産業用機械業界における需要回復遅れ、中国市場の受注停滞継続、レース用部品のレギュレーション変更による影響である。対応策としてユニット事業拡大・価格転嫁徹底・コスト構造の抜本的見直しを進めており、当座貸越契約の未実行残高等の資金余力を確保することで重要な不確実性はないと判断している。

市場

直動機器への高い依存度

直動機器は売上高の約64.7%を占めており、産業用機械装置の設備投資需要変動により需要が急激に変化するリスクがある。また、諸外国の安価な製品や代替品の流入による価格競争も業績に影響を及ぼす可能性がある。対応策として収益性の低い形番のスクラップ・アンド・ビルドを実施し、精密部品加工事業およびユニット製品事業への注力により事業分散を図っている。

市場

特定販売先への高い依存度

THK株式会社および本田技研工業株式会社(ホンダグループ)が主要販売先であり、両社の受注動向や経営戦略の変化が業績に直接影響する。特にホンダグループ向けレース用部品はレース参戦動向により売上が変動し、今期はレギュレーション変更の影響を受けた。対応策として両社との良好な関係維持に加え、新市場・新規顧客の開拓を進めてリスク分散に努めている。

財務

為替レート変動リスク

海外売上高の大部分を外貨建てで輸出しており、中国子会社を含む海外関係会社の売上・費用・資産も円換算されるため、想定以上の為替変動が財政状態および経営成績に重大な影響を与える可能性がある。対応策として為替予約および外貨預金口座での決済を実施しているが、急激な変動には対応しきれないリスクが残る。

財務

固定資産の減損損失リスク

品質・生産性向上および事業開発のため製造設備等への継続的な設備投資を行っており、多額の有形固定資産を保有している。固定資産の時価が著しく低下した場合や事業収益性が悪化した場合には、減損損失が発生し財政状態および経営成績に重大な影響を与える可能性がある。定期的な調査により減損の兆候を確認し、適切な会計処理を行う体制を整えている。

市場

海外事業リスク(中国)

中国での事業活動において、政治的・社会的混乱、法規制・租税制度の変更、急激な為替変動等が業績に影響を及ぼす可能性があり、実際に中国市場の受注停滞が当期業績悪化の一因となっている。対応策として中国子会社との密な情報共有および各金融機関・取引先からの情報収集により海外情勢を速やかに把握するとともに、為替予約によるリスク回避を実施している。

財務

原材料価格の変動リスク

製品の主要原材料である鋼材および樹脂製品の仕入価格は市場価格変動の影響を受け、価格上昇分を販売価格に転嫁できない場合に業績が悪化する。対応策として市場価格変動を踏まえた発注コントロール、一部樹脂部品の内製化、外注加工費・人件費等の削減活動を進めているが、価格転嫁の徹底が引き続き課題となっている。

テクノロジー

人材確保・育成リスク

専門性を有した技術者の確保・育成・定着が重要課題であるが、少子高齢化による労働人口減少および製造業への就職者減少により人材確保が困難になっている。計画通りの採用ができない場合や成長途中での退職が生じた場合、技術・技能の承継に支障をきたし事業遂行に制約が生じる可能性がある。対応策として地域密着採用・海外人材採用のほか、ファイスター表彰制度やインセンティブ報酬制度による従業員満足度向上に取り組んでいる。

テクノロジー

特定供給元への依存リスク

原材料・一部構成部品・製造工程を特定の供給元や外注先に依存しており、超過需要や災害・事故による供給停止が生産停滞を引き起こし、機会損失や取引先からの信用低下につながる可能性がある。対応策として代替供給元の開拓および内製化を推進することで、供給途絶リスクの低減に努めている。

法規制

気候変動リスク

異常気象による原材料・エネルギー価格の高騰やCO₂排出量に関する新たな規制導入が生産コストを増加させ、財政状態および経営成績に重大な影響を与える可能性がある。対応策として廃棄物の有効利用や環境配慮製品の販売推進等によりCO₂排出量削減に取り組んでいるが、規制強化の動向次第では追加コストが発生するリスクが残る。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日