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株式会社高見沢サイバネティックス

6424東証スタンダード機械

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株式会社高見沢サイバネティックス6424

電子制御機器

交通・メカトロ・特機の3部門を擁する単一セグメント専門メーカー

期間今期前期増減率
売上高(通期)12,897百万円15,391百万円
営業利益(通期)618百万円1,374百万円
経常利益(通期)599百万円1,307百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(通期)496百万円1,001百万円
売上高営業利益率4.8%8.9%
自己資本比率40.4%35.7%
1株当たり当期純利益112.92円227.60円
研究開発費499百万円407百万円

事業詳細

当社グループ唯一の報告セグメント。交通システム機器(自動券売機・出改札機器・ホームドアシステム等)、メカトロ機器(金融・汎用機器向けユニット)、特機システム機器(セキュリティ・防災計測・パーキングシステム)の3部門で構成。鉄道事業者を主要顧客とし、チケット・紙幣・コイン・カード処理技術をコア技術として社会インフラ向け製品・サービスを設計・製造・販売・保守まで一貫提供する。

直近の概況

前期大口案件・新紙幣特需の剥落で売上高16.2%減、営業利益55.0%減の大幅減益

2026年3月期は売上高12,897百万円(前期比16.2%減)、営業利益618百万円(同55.0%減)。前期に交通システム機器の複数新規・更新案件集中およびメカトロ機器の新紙幣発行特需があった反動が主因。ベースアップ実施・新規事業投資により販売費及び一般管理費は3,170百万円(前期2,970百万円)に増加。一方、防災計測システム新製品「災危通報システム」の警察庁採用、および2026年4月に富士通フロンテックのエアラインプリンタ事業承継(2026年8月予定)を決定し、航空業界への事業拡大を図る。2027年3月期は売上高14,330百万円(11.1%増)、営業利益770百万円(24.5%増)を予想。なお、2026年5月に上限227,000株・総額205百万円の自己株式取得を決議。

主要プロダクト

product
交通システム機器

2026年3月期売上高7,625百万円。鉄道事業者向けに自動券売機・ICカード自動化機器等の出改札機器およびホームドアシステムを設計・製造・販売・保守まで一貫提供。前期は複数の新規・更新案件が集中したため、当期は反動減が生じた。

product
メカトロ機器

2026年3月期売上高1,676百万円。金融機関・汎用機器向けの紙幣処理装置等のユニットを製造販売。前期は新紙幣発行に伴う特需があったため、当期は反動減の影響を受けた。

product
特機システム機器

2026年3月期売上高3,597百万円。セキュリティシステム・防災計測システム・パーキングシステムを提供。当期は防災計測システムが順調に推移し、新製品「災危通報システム」(みちびき活用)を開発し警察庁に採用された。「安全」分野を成長戦略の要と位置づけ注力している。

成長ドライバー

  • ホームドアシステムの継続的な需要(鉄道ホームの安全対策投資)
  • 防災計測システムの堅調な受注推移(「災危通報システム」の警察庁採用等)
  • 富士通フロンテックのエアラインプリンタ事業承継(2026年8月予定)による航空業界への販路拡大と新事業発掘
  • 「安全」「決済」「メカトロ・EM」をキーワードとした事業分野の見直しと新規ビジネス展開
  • 製造過程へのデジタルツール活用(ものづくり改革)による生産効率化・品質向上
  • コミットメントライン(1,000百万円)設定による機動的・安定的な資金調達体制の整備

リスク

  • 前期大口案件・新紙幣発行特需の剥落による売上高の大幅減少(2026年3月期16.2%減)の再発リスク(案件集中の平準化が課題)
  • ベースアップ実施・新規事業投資による販売費及び一般管理費の増加(3,170百万円)が収益を圧迫
  • 米国通商政策の動向・中東情勢・金融資本市場の変動など景気下振れリスクによる先行き不透明感
  • 受注損失引当金の残高(期末243百万円)に示される採算悪化リスク
  • 2027年3月期第2四半期(累計)で売上高3,900百万円(前年同期比31.7%減)・営業損失740百万円を予想しており、上期の大幅赤字リスク
  • エアラインプリンタ事業承継に伴う統合・運営リスクおよび航空業界特有の需要変動リスク

最終更新: 2026年6月23日