木村化工機株式会社6378
エンジニアリング事業
化学機械装置の設計・製作・据付を一貫提供するEMPC型プラントエンジニアリング事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,196百万円 | 7,285百万円 | ↓ |
| セグメント利益(営業利益) | 260百万円 | 413百万円 | ↓ |
| 受注高 | 7,136百万円 | 8,501百万円 | ↓ |
| 受注残高 | 10,656百万円 | 10,717百万円 | ↓ |
| セグメント利益率(営業利益率) | 3.6% | 5.7% | ↓ |
事業詳細
蒸発装置・蒸留装置・晶析装置・攪拌機・圧力容器タンク・配管工事等の設計、製作、加工、販売および設置・付帯工事を行う。設計から調達・製造・現地工事・試運転までを一貫して手掛けるEMPC方式を強みとし、省エネ型蒸留・蒸発装置やCO₂排出量削減に貢献する装置の受注拡大を推進。一般社団法人環境共創イニシアチブが運営する省エネルギー投資促進事業の先進設備システムに採択された5装置を軸に積極的な営業活動を展開している。
直近の概況
受注高・売上高・利益いずれも前期比減少、利益率は5.7%→3.6%に悪化
2026年3月期のエンジニアリング事業は、受注高7,136百万円(前期比△1,365百万円、△16.1%)、売上高7,196百万円(前期比△88百万円、△1.2%)、セグメント利益260百万円(前期比△152百万円、△36.9%)となった。顧客の設備投資慎重姿勢が継続する中、EMPC方式や省エネ装置の企画提案・情報発信を積極化したものの受注は減少。環境共創イニシアチブの先進設備システム採択5装置を軸とした営業活動を展開した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- EMPC方式による一貫請負サービスの受注拡大(設計〜試運転まで付加価値の高い一括受注)
- 省エネ型蒸留・蒸発装置を中心としたCO₂削減ニーズへの対応(脱炭素投資の取り込み)
- 環境共創イニシアチブ「令和6年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」の先進設備システム採択5装置を活用した補助金連動型営業の推進
- SAF(持続可能な航空燃料)サプライチェーン構築への参画による新規需要開拓
- 受注残高10,656百万円の積み上げによる次期以降の売上高への貢献
リスク
- 海外景気減速・地政学リスクおよび米国通商政策の不確実性による顧客の設備投資見直し・延期(当期受注高が前期比△16.1%と大幅減少)
- 工事原価総額の見積り不確実性(工事進捗に伴う発生費用変動リスク)および工事損失引当金計上リスク
- 年度末に売上が集中する季節性(通常の営業形態として年度末完成工事の割合が大きい)
- 円安によるエネルギー・原材料価格の高止まりが顧客の投資コスト増加を通じて設備投資慎重姿勢を助長するリスク
- セグメント利益率の低下(前期5.7%→当期3.6%)が示す収益性悪化リスク
最終更新: 2026年6月25日

