三菱化工機株式会社6331
エンジニアリング事業
プラント・水処理・水素装置を手掛ける三菱化工機の基幹事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 45,747百万円 | 36,539百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 3,124百万円 | 1,620百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 36,148百万円 | 29,832百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 334百万円 | 381百万円 | ↓ |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 1,729百万円 | 488百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 6.8% | 4.4% | ↑ |
事業詳細
都市ガス・石油関連プラント、各種化学工業用プラント、水素製造装置、下水処理装置、産業排水処理装置、各種水処理装置等の設計・製造・施工を行う。民間向け各種プラント・装置および官公庁向け下水処理装置を主要顧客とし、国内設備投資需要を主な収益源とする。2026年3月期は連結売上高84,240百万円の約54%を占める。関係会社として三菱化工機アドバンス㈱、MKK東北㈱、MKK Asia Co.,Ltd.等が参画する。
直近の概況
売上高・営業利益ともに大幅増、手持案件の着実な遂行が寄与
2026年3月期のエンジニアリング事業は売上高45,747百万円(前期比25.2%増)、営業利益3,124百万円(同92.8%増)と大幅増収増益を達成。前期までに積み上げた手持案件の売上計上が進捗したことが主因。セグメント資産も36,148百万円に拡大。一方、当期より報告セグメントの区分変更によりGX事業が独立分離されたため、前期比較においてはGX事業分が除外されている点に留意が必要。本社・川崎製作所の再編計画に伴う減損損失106百万円を計上。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 前期までの大型案件受注(民間向けプラント・官公庁向け下水処理装置)の売上計上進捗
- 国内民間設備投資の堅調な推移による新規受注の継続確保
- MKK東北㈱の連結子会社化による東北地域での事業基盤強化
- 脱炭素・GX政策加速に伴う水素製造装置・バイオガス関連設備の需要拡大
- 中期経営計画(2025年度〜2027年度)に基づく受注確保・手持案件の着実な遂行への取り組み強化
リスク
- 大型案件の受注剥落による将来売上の減速リスク(手持案件消化後の受注補充が課題)
- 材料・資材価格の高止まりおよびプラントコストの増大傾向による採算悪化リスク
- 本社・川崎製作所の再編計画に伴う追加減損損失計上リスク(当期506百万円の減損損失を計上)
- PPP/PFI発注形態の増加に伴う大型案件の受注競争激化・採算管理の複雑化
- 水素市場の立ち上がりが依然として途上であり、GX関連投資の回収に時間を要するリスク
- 2027年3月期の連結業績予想が売上高80,000百万円(前期比5.0%減)と減収見通しであり、エンジニアリング事業への影響が懸念される
最終更新: 2026年6月25日

