顧客設備投資動向リスク
連結売上高の大半を占める衛生用品製造機械(生理用ナプキン・紙おむつ製造機械等)において、衛生用品市場の需要減少や顧客メーカーの設備投資抑制により受注が減少するリスクがある。対応として、グローバル市場のニーズを捉えた新コンセプト機の開発・提案による受注拡大、および衛生用品製造機械以外の新たな収益領域の獲得に取り組んでいる。
カントリーリスク
海外売上比率が約80%に達し幅広い国・地域で事業展開しているため、予期しない法律・規制の変更、政治・経済の混乱、為替変動等のリスクが内在する。対応として、海外子会社設立時のカントリーリスク審査、「関係会社管理規程」に基づく定期報告体制、内部監査室による海外拠点巡回監査を実施している。
為替変動リスク
海外売上比率の増加に加え海外からの部品調達も増加傾向にあり、大幅な円高は価格競争力の低下や受注済みプロジェクトの売上高目減りを招くリスクがある。また、在外連結子会社の財務諸表を円換算する際の換算差異も経営成績・財政状況に影響する。対応として、為替予約等の活用、在外子会社の現地通貨ベース業績管理、現地通貨以外の取引は米ドル建てで行うことで変動幅を最小化している。
知的財産権リスク
販売済みまたは将来販売する製品が第三者の知的財産権に抵触するリスクや、当社グループが認識していない特許権等の成立により損害賠償訴訟を提起されるリスクがある。対応として、自社技術の特許権等による保護を図るとともに、知財部門が弁護士・弁理士と協働して他社知的財産権への侵害防止に取り組んでいる。
情報セキュリティリスク
事業活動において顧客情報・個人情報・営業上および技術上の機密情報を保有しており、情報漏えい等の事故が発生した場合、法的責任の追及や評判・信用の毀損、経営成績への悪影響が生じるリスクがある。対応として、不正アクセス・改ざん・破壊・紛失等を防ぐ管理体制・取扱い規則の整備と合理的な技術的対策を実施している。
材料調達リスク
原価構成に占める材料費・外注加工費の割合が相対的に高く、国内外の市場動向による調達時期のずれが機械製品の納品時期に影響するほか、市場価格変動が収益を直撃するリスクがある。対応として、早期手配による在庫確保、代替材料・部品の調査、調達先・外注業者の新規開拓を推進している。
自然災害・感染症リスク
大規模地震・気候変動に伴う自然災害、火災・事故、テロ等の人為的災害、感染症の発生により、設備・情報システムへの影響や経済環境悪化による需要変動が生じるリスクがある。対応として、事業継続計画(BCP)の策定・緊急連絡網整備・避難訓練の実施、太陽光発電・蓄電池による非常電源確保、社外データバックアップセンターの整備を行っている。
固定資産減損リスク
経営環境の著しい悪化による事業収益性の低下や市場価格の著しい下落が生じた場合、固定資産の減損会計適用により減損損失が発生し、経営成績・財政状況に影響するリスクがある。対応として、固定資産の稼働状況およびキャッシュ・フローの状況を定期的にモニタリングしている。
人材確保リスク
雇用情勢の変動等により的確な人材の確保・育成ができない場合や人材流出が継続した場合、事業展開に支障をきたし経営成績・財政状況に影響するリスクがある。対応として、インターンシップ拡充・専門性の高い外国人採用を含む新卒採用強化、メンター制度、キャリアパスの明確化・定期面談によるエンゲージメント向上と離職率低下に取り組んでいる。
生産形態(個別受注)リスク
売上の大半を占める個別受注生産において、受注後の仕様変更・工程遅延・工事費高騰等により売上計上時期の後ずれや見積費用超過が発生するリスクがある。出荷遅延が連鎖的に次製品の生産スケジュールにも影響する。対応として、新規開発要素の先行テスト、共通部品の標準化、生産管理システムによるデータ活用でスケジュール・原価管理の継続的改善に取り組んでいる。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月28日

