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株式会社藤商事

6257東証スタンダード機械

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株式会社藤商事6257

遊技機事業(単一セグメント)

パチンコ・パチスロ遊技機の開発・製造・販売を行う単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(連結通期)23,542百万円(2026年3月期)34,597百万円(2025年3月期)
営業利益(連結通期)△3,902百万円(2026年3月期)3,192百万円(2025年3月期)
経常利益(連結通期)△3,711百万円(2026年3月期)3,406百万円(2025年3月期)
親会社株主に帰属する当期純利益(連結通期)△2,083百万円(2026年3月期)2,568百万円(2025年3月期)
パチンコ遊技機販売台数(連結通期)42千台(2026年3月期)74千台(2025年3月期)
パチスロ遊技機販売台数(連結通期)13千台(2026年3月期)17千台(2025年3月期)
自己資本比率90.0%(2026年3月期末)88.0%(2025年3月期末)
売上高営業利益率△16.6%(2026年3月期)9.2%(2025年3月期)
現金及び現金同等物期末残高15,815百万円(2026年3月期末)21,551百万円(2025年3月期末)
1株当たり純資産2,051.93円(2026年3月期末)2,237.46円(2025年3月期末)

事業詳細

株式会社藤商事グループは、パチンコ遊技機およびパチスロ遊技機の開発・製造・販売を主たる事業とする遊技機専業メーカー。国内市場のみに販売し、パチンコホールを主要顧客とする。「ブランド力の向上」と「人財育成」を最重点課題に掲げ、「ヒト味違う」機種開発による安定的な販売台数確保を経営の基本方針としている。当社グループは遊技機事業の単一セグメントにより構成される。

直近の概況

2026年3月期は販売台数55千台と計画未達、売上高32%減・営業損失3,902百万円に転落

2026年3月期は新規タイトルを含む複数機種の計画台数未達およびパチスロ遊技機1機種の販売延期により、総販売台数は55千台(パチンコ42千台・パチスロ13千台)と当初計画を下回った。売上高は23,542百万円(前期比32.0%減)、営業損失3,902百万円(前期は営業利益3,192百万円)と大幅な業績悪化。販売費及び一般管理費は15,976百万円と前期(14,470百万円)から増加し、売上高比率は67.9%に上昇。一方、投資有価証券売却益1,753百万円を特別利益に計上し、当期純損失は2,083百万円にとどまった。2027年3月期は売上高39,500百万円(前期比67.8%増)、営業利益3,000百万円への回復を予想。年間配当は50円(前期55円から減配)とし、2027年3月期は普通配当25円+記念配当5円の計55円を予想。

主要プロダクト

product
パチンコ遊技機

2026年3月期は新規タイトルとして「e一方通行 とある魔術の禁書目録」「e女神のカフェテラス」「e地獄少女7500Ver.」「e異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~」等5機種を市場投入。販売台数42千台(前年同期比43.7%減)、売上高17,760百万円(同34.3%減)。「BIGスタート」「役物振分機」「SSルート」が当社独自の強み。

product
パチスロ遊技機(スマートパチスロ)

2026年3月期は新規タイトルとして「スマスロ とある科学の超電磁砲2」(2025年10月発売)、「スマスロ ゴブリンスレイヤーⅡ」(2026年1月発売)の2機種を市場投入。ただし1機種の販売延期が発生。販売台数13千台(前年同期比26.7%減)、売上高5,782百万円(同23.7%減)。スマートパチスロが市場を牽引しており、新台販売需要は堅調に推移。

成長ドライバー

  • パチンコ遊技機における「ラッキートリガー3.0プラス」搭載機種の市場投入本格化による市場活性化
  • スマートパチスロの普及促進による新台販売需要の堅調推移
  • 2027年3月期においてパチスロ遊技機の市場投入機種数を前期より増加させ販売台数確保を図る方針
  • 「e女神のカフェテラス」等の複数機種が市場稼働を押し上げ、市場全体の活性化に貢献
  • 当社独自機能「BIGスタート」「役物振分機」「SSルート」を強みとしたパチンコ遊技機の差別化販売
  • 2026年10月の創立60周年を契機とした「ファンファースト」価値観に基づくブランド強化

リスク

  • 新規タイトルの計画台数未達および販売延期による売上高の大幅変動リスク(2026年3月期は計画を下回る55千台)
  • 販売費及び一般管理費の高止まり(2026年3月期15,976百万円)による固定費負担増と損益分岐点の上昇
  • 売上原価率の変動リスク(2026年3月期は48.7%)
  • 現金及び現金同等物の減少(前期末21,551百万円→当期末15,815百万円)による財務的余裕の縮小
  • 遊技機の型式試験適合状況による発売時期・販売台数の不確実性
  • 大手法人による寡占化と店舗数・総設置台数の緩やかな減少による市場縮小リスク
  • アメリカの通商政策・物価上昇・金融資本市場変動等のマクロ経済リスクによる業界需要への影響
  • オンラインカジノ対策・大阪IR開業に向けたギャンブル依存症への社会的関心の高まりによる規制強化リスク

最終更新: 2026年6月25日