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6240東証プライム機械

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市場

特定市場への依存

2026年3月期において建機用フィルタ事業向け売上高が約9割を占めており、建設機械メーカーの業績悪化や景気停滞が直接的に当社グループの業績に影響する。また、作動油フィルタに対する建設機械の構造革新や油圧動力に替わる技術革新が生じた場合、建機用フィルタの需要が構造的に減少するリスクがある。中長期的にも当該売上高の割合が高く推移する計画であり、事業ポートフォリオの集中リスクは継続する。

市場

新興国での競合激化

主要市場である油圧ショベル市場は中長期的に新興国での拡大が見込まれる一方、模倣品や廉価品の台頭が予想される。当社グループは大手建設機械メーカーへの純正部品としての安定供給を継続する方針だが、競合他社の模倣品・廉価品の販売が伸長した場合には建機用フィルタの売上高が減少し、業績に悪影響を及ぼす可能性がある。

財務

為替レート変動リスク

当社グループは日本・フィリピン・ベトナムに生産拠点を、米国・ベルギー・タイ・中国等に販売拠点を擁しており、原材料調達・物流・販売等の営業活動が外貨建で行われている。外貨建資産・負債は為替レート変動の影響を受けるため、為替変動が業績に影響を及ぼす可能性がある。

テクノロジー

調達・物流コストの高騰

製品原価に占める部品・資材の割合が大きく、素材市況の変動や供給逼迫が製造原価の増加をもたらす。また、コンテナ船の需要変動による輸送リードタイムの長期化や海上輸送費・物流コストの高騰が継続した場合、業績に悪影響を及ぼす可能性がある。当社グループは原価低減や販売価格の見直し、関係部門の連携強化で対応しているが、予想を大きく上回る価格高騰や供給逼迫には対応しきれないリスクがある。

テクノロジー

生産計画と在庫管理リスク

売上高の約9割がOEM製品であり、建設機械メーカーの生産計画・部品販売計画が当社の生産計画に直接影響する構造となっている。建設機械メーカーからの急な発注数量の変更や納期調整により過剰在庫を保有するリスクがあり、業績および財務状況に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは建設機械メーカーとの定期的な情報交換を通じて在庫の適正水準維持に努めている。

テクノロジー

フィリピン生産集中リスク

2026年3月期において建機用フィルタ事業における生産の約6割(販売価格ベース)をフィリピンに集約しており、地震・水害等の自然災害や戦争・テロが発生した場合に部品調達・生産・販売活動に遅延や中断が生じるリスクがある。一定規模の災害等を想定したリスク対応施策を講じているが、短期間で復旧不可能な損害が発生した場合には業績および財務状況に重大な影響を及ぼす可能性がある。

テクノロジー

製品品質・製造物責任リスク

当社グループはグループ内で品質管理体制を整え厳格な品質基準に基づく製造を行っているが、顧客要求規格・仕様の不充足や不適合が生じた場合には重大な品質クレームが発生する可能性がある。大規模なクレームや製造物責任賠償につながる製品欠陥は多額のコスト発生に加え、顧客との関係や当社グループの評判に重大な影響を与え、販売縮小につながる可能性がある。

法規制

公的規制・関税等の変化

当社グループの事業活動は各国の政策動向や固有の規制等の影響を受けており、新たな関税・通貨規制・税制度等が導入された場合には対応コストが発生し業績に影響を及ぼす可能性がある。グローバルに生産・販売拠点を展開しているため、複数国にわたる規制変更リスクに同時にさらされる構造となっている。

テクノロジー

情報漏えい・セキュリティリスク

当社グループは顧客情報や営業上・技術上の機密情報を保有しており、不正アクセス・改ざん・漏えい等から守るための管理体制と技術的対策を実施している。万が一情報漏えい等の事故が発生した場合には、当社グループの評価・信用に悪影響を与え、業績および財務状況に影響を及ぼす可能性がある。

財務

M&A・のれん減損リスク

当社グループはM&A・業務提携を業容拡大の重要な戦略と位置付けており、デュー・デリジェンスを通じてリスク回避に努めているが、買収後に偶発債務の判明等の不測の事態が発生する可能性を完全には排除できない。買収後の事業環境変化により当初の事業計画遂行に支障が生じた場合、のれんに係る減損損失等が発生し、経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日