株式会社ナガオカ6239
エネルギー関連事業
石油精製・石油化学プラント向けスクリーン・インターナルを製造・販売するナガオカの主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年6月期第3四半期累計) | 3,228百万円 | 3,678百万円(2025年6月期第3四半期累計) | ↓ |
| セグメント利益(2026年6月期第3四半期累計) | 811百万円 | 1,133百万円(2025年6月期第3四半期累計) | ↓ |
| セグメント利益率(2026年6月期第3四半期累計) | 25.1% | 30.8%(2025年6月期第3四半期累計) | ↓ |
| 受注高(2026年6月期第3四半期累計) | 3,834百万円 | 4,719百万円(2025年6月期通期) | ↓ |
| 受注残高(2026年3月31日時点) | 2,565百万円 | 2,019百万円(2025年6月30日時点) | ↑ |
| 売上高(2025年6月期通期) | 5,788百万円 | - | — |
| セグメント利益(2025年6月期通期) | 1,875百万円 | - | — |
事業詳細
石油精製、石油化学、肥料プラントの反応塔内で触媒をサポートする内部装置「スクリーン・インターナル」の製造・販売を行う。顧客はHoneywell UOPをはじめとするグローバルなプロセス・オーナーで、中国・大連の子会社を製造拠点として活用。高温・高圧・高腐食環境下での長期耐久性と高精密性が要求される製品であり、プロセス・オーナーからの認証取得が参入障壁となっている。2026年6月期第3四半期累計の売上高は連結全体の約64.4%を占める中核事業。
直近の概況
中国向け減少・案件後ろ倒しで売上高前年同期比12.2%減、利益率も25%台に低下
2026年6月期第3四半期累計のエネルギー関連事業売上高は3,228百万円(前年同期比12.2%減)、セグメント利益は811百万円(同28.4%減)。中国向け売上減少に加え、米国の政策動向・中東情勢の影響で中国以外向け案件の製造が想定より後ろ倒しとなり工場稼働率が低下。製造固定費負担増と原材料価格・運賃高騰が収益率を押し下げた。また受注済案件の一部で顧客のファイナンス問題やエンドユーザーとプロセスオーナー間の仕様変更協議長期化によりプロジェクトが一時中断し、製造停止が継続している。一方、受注残高は2,565百万円と前期末比27.0%増加。新設プラント向け売上構成比は前年同期の23.7%から4.3%へ急低下した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 既設プラントの計画的設備更新需要の継続的獲得による事業安定化(2026年6月期第3四半期累計で既設向け売上比率95.7%)
- 競争優位性を持つプロセス以外の製品群の取り扱い拡大による受注機会の拡大
- 中国・大連拠点を活用したコスト競争力の強化と地政学リスクを踏まえた製造拠点最適化
- 中東(26.4%)・米州(18.4%)・中国(29.9%)・アジア(15.8%)等グローバルな地域分散による特定市場依存リスクの低減
- 採算性の高い案件の選別受注と原価低減による利益率改善
- 受注残高2,565百万円(前期末比27.0%増)を背景とした第4四半期以降の売上回復期待
リスク
- 中国経済低迷・エネルギー環境変化によるプラント設備投資の減退(2026年6月期第3四半期累計で中国向け売上構成比29.9%)
- 米国関税政策等の地政学リスクによる顧客のプロジェクト延期・中断リスク(受注済案件の一部でプロジェクト中断・製造停止が継続)
- 顧客のファイナンス問題やエンドユーザーとプロセスオーナー間の仕様変更協議長期化によるプロジェクト中断リスク
- 新設プラント向け案件の製造後ろ倒しによる工場稼働率低下と製造固定費負担増(新設向け売上比率が前年同期23.7%→4.3%に急低下)
- 原材料価格・運賃高騰による収益率低下リスク
- 特定プロセス・オーナーへの売上集中リスクおよびプロセス・オーナーの認証失効・更新リスク
- 受注から売上計上までのリードタイムが長く、受注残高の水準が翌期以降の売上に直結する構造的リスク
最終更新: 2025年9月24日

