株式会社キャリア logo

株式会社キャリア

6198東証グロースサービス業

株式会社キャリア logo
株式会社キャリア6198
法規制

人材派遣・紹介の許認可リスク

当社グループは労働者派遣法に基づく一般労働者派遣事業(許可番号:派13-304437、有効期限2027年6月30日)および職業安定法に基づく有料職業紹介事業(許可番号:13-ユ-304348、有効期限2027年10月31日)を厚生労働大臣の許可を受けて運営している。役職員が法令に抵触した場合、許可の取り消しまたは業務停止処分を受ける可能性がある。シニア人材特化という事業特性から法改正リスクは競合他社より相対的に小さいとされるが、改正内容によっては業績への影響が生じうる。

法規制

医療・介護関連資格法改定リスク

当社グループは看護師・介護士等の有資格者を対象とした人材派遣・紹介を行っており、社会福祉士及び介護福祉士法や保健師助産師看護師法等の関連法令の改定が事業に直接影響する。これらの資格要件や業務範囲が変更された場合、登録スタッフの就業可能範囲や採用コストに影響が及ぶ可能性がある。当社グループとして具体的な対応策の記載はなく、法改定動向の継続的なモニタリングが求められる。

財務

社会保険料負担の増加リスク

当社グループは加入要件を満たす派遣スタッフ全員の社会保険加入を徹底しており、保険料率の引き上げや適用対象範囲の拡大が生じた場合、会社負担金額が上昇し収益性を圧迫する。人材派遣業は人件費が原価の大部分を占める構造であるため、社会保険料率の変動は業績への直接的な影響が大きい。社会的情勢に応じた制度改正が継続的に行われていることから、このリスクは恒常的に存在する。

テクノロジー

スタッフ確保・ブランド力低下リスク

当社グループはシニア人材および介護施設向け人材サービスに特化しており、優良なシニアスタッフや看護師・介護士の確保が事業継続の根幹となる。競合他社と比較して信用力・ブランド力が低下した場合、スタッフ登録の減少やマッチング効率の悪化を招き、業績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループはアンケート・ヒアリング・カウンセリング等を通じたスタッフの意向把握と適切なスキルマッチングによりブランド力の維持・向上を図っている。

市場

競争激化による収益性悪化リスク

人材サービス業界は比較的少額の資本で参入可能なため多数の競合他社が存在し、当社グループの事業分野(シニア人材特化)への新規参入が増加した場合、価格競争の激化により収益性が悪化する可能性がある。当社グループは設立以来シニア人材に特化した実績とノウハウを有しているとしているが、参入障壁が低い業界構造は継続的な競争圧力をもたらす。競合優位性の維持には差別化されたサービス品質の継続的な向上が不可欠である。

市場

人材サービス業界の市場環境リスク

当社グループが属する人材サービス業界は社会情勢・景気動向・雇用情勢の影響を受けやすく、物価高騰を背景とした採用市場の逼迫による人材獲得コストの急激な上昇、最低賃金の高騰、診療報酬・介護報酬の改定に伴う賃金上昇要請が業績に影響を及ぼす可能性がある。特に介護・医療分野における報酬改定は、派遣先企業の採用予算や派遣単価に直接影響するため、当社グループの売上・利益構造に波及しうる。これらのマクロ環境変化への対応が継続的な経営課題となっている。

テクノロジー

個人情報漏洩リスク

当社グループは登録スタッフ等の大量の個人情報を業務管理システムで保有・管理しており、情報漏洩が発生した場合には損害賠償請求および社会的信用の失墜により事業活動に重大な影響を及ぼす可能性がある。対策としてプライバシーマーク認証およびJISQ 27001:2023(ISO/IEC27001:2022)認証を取得し、個人情報保護法に従った管理体制を構築している。ただし、不測の事態による漏洩リスクを完全に排除することはできないとしている。

テクノロジー

自然災害・システム障害リスク

当社グループは全国に営業拠点を有し、事業活動をコンピュータシステムやネットワークに大きく依存しているため、大規模自然災害や人為的ミスによるシステム障害が発生した場合、スタッフの勤怠管理・給与支払・顧客への代金請求・与信管理等の業務に支障を来す可能性がある。障害が長期化した場合にはサービス信頼性の低下や業績への影響が生じうる。セキュリティ強化やバックアップ体制の整備等の対策を講じているが、想定外の事態への対応には限界があるとしている。

財務

新規事業投資回収リスク

当社グループは事業規模拡大と収益源多様化を目的に新規事業への取り組みを進めているが、安定した収益を生み出すまでに一定期間を要するため、全体の利益率を低下させる可能性がある。将来の事業環境変化等により新規事業が計画どおりに推移しない場合、投資に対する十分な回収ができないリスクがある。新規事業の具体的な内容や投資規模については有報上の記載はなく、リスクの定量的な把握が困難な状況にある。

財務

大株主・関連会社ガバナンスリスク

代表取締役会長兼社長の川嶋一郎氏が発行済株式総数の50.3%を保有しており、同氏による株式売却が生じた場合には市場価格や流通状況に影響を及ぼす可能性がある。また、同氏が代表を務めるBH株式会社は人材サービス関連企業(株式会社アズスタッフ91.1%出資、WML,.ltd 35.2%出資)への出資を行っており、競合事業との利益相反リスクが存在する。当社グループはBH株式会社および同氏との間で競合事業への新規出資を事前防止するための三者間協定書を締結し、独立性の高い社外役員によるガバナンス体制を構築することでリスク管理を図っている。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月28日