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タメニー株式会社

6181東証グロースサービス業

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タメニー株式会社6181

事業内容

タメニー株式会社は「よりよい人生をつくる。」を企業理念に掲げ、婚活事業(結婚相談所「パートナーエージェント」・婚活パーティー「OTOCON」・B2Bプラットフォーム「CONNECT-ship」)、カジュアルウェディング事業(スマ婚シリーズ・フォトウェディング「LUMINOUS」・二次会代行「2次会くん」)、地方創生/QOL事業(自治体向け婚活支援システム「parms」・保険販売・不動産仲介等)の3セグメントを展開する。婚活から結婚式、その後の生活サービスまでを一気通貫で提供し、グループ内送客による顧客接点の最大化を図る。

2026年3月期の売上高は6,036百万円。

ビジネスモデル

婚活パーティー参加者を結婚相談所へ誘導し、成婚後はカジュアルウェディングサービスへ送客、さらに保険・不動産等のQOLサービスへとクロスセルする一気通貫モデルを採用。婚活事業は月額会費・成婚料、ウェディング事業は施行単価(スマ婚シリーズ約200万円、フォトウェディング約30万円等)、地方創生事業は自治体からの受託フィーと保険販売手数料が主な収益源となる。

企業の強み

結婚相談所「パートナーエージェント」では高スキルの専任コンシェルジュがPDCAサイクルに基づき活動支援を行い、2026年3月期の成婚率は18.7%を実現。プライバシーマーク・ISO27001・IMS結婚相手紹介サービス業認証を取得し、信頼性の高いサービス基盤を構築している。

婚活パーティーOTOCONは2026年3月期に開催4,121回・参加者42,048名を記録し、結婚相談所への入会導線として機能。成婚後顧客をカジュアルウェディングや保険・不動産等QOLサービスへ送客するグループ内クロスセル構造を持ち、QOLサイト登録者数は6.3万人(前期比10.3%増)に達している。

地方創生分野では婚活支援システム「parms」を14都府県・市に提供し、婚活支援センター運営を8都道府県・市で受託。2026年3月期のイベント・セミナー受託件数は29件(前期比11.5%増)。

次期はすでに北海道・北海道札幌市・愛知県・京都府・兵庫県から婚活支援センター運営を先行受託しており、受注基盤が拡大している。

エンヴァリスの着眼点

2026年3月期は第三者割当増資(2,049百万円)により純資産が1,134百万円へ回復し、債務超過を解消。継続企業の前提に関する注記も解消された。

営業利益も81百万円と黒字転換したが、特別損失に減損損失291百万円(婚活事業260百万円・全社31百万円)を計上し当期純損失220百万円が継続。のれん残高168百万円(カジュアルウェディング事業)が残存しており、追加毀損リスクは引き続き注視が必要。

カジュアルウェディング事業の営業利益は303百万円(前期比1,515.7%増)と急拡大したが、その主因の一つはのれん償却額の大幅減少(前期152百万円→当期33百万円)。施行単価上昇・挙式披露宴施行件数21.8%増という実需の改善も確認できるが、結婚式二次会の施行件数が18.8%減と市場縮小が続いており、外部環境として婚礼市場の需要動向が収益の持続性を左右する。

2027年3月期予想(通期営業利益400百万円)の達成には下半期への利益集中(473百万円)が前提となっており、上半期の進捗確認が重要。

婚活事業の新規入会者数は3,387名(前期比10.0%減)、成婚率は18.7%(前期比1.4pt低下)、CONNECT-ship利用会員数も20,843名(前期比18.9%減)と主要KPIが軒並み悪化。AIフュージョンキャピタルグループ・IBJとの資本業務提携による改善は「移行期」として当期の業績悪化を説明しているが、2027年3月期予想(新規入会者数3,469名・成婚退会者数1,504名)の達成には提携効果の早期発現が不可欠。

第二次中期経営計画の売上高目標も7,497百万円から6,200百万円へ下方修正されており、計画の信頼性に対する市場の評価が株価の鍵となる。

成長戦略

第二次中計を下方修正し2027年3月期売上高6,200百万円・営業利益400百万円を目指す

AIフュージョンキャピタルグループ・IBJとの資本業務提携を通じ、結婚相談所の集客・営業・サービス品質を改善。成婚を軸とした取り組みと婚活パーティーの入会導線強化により、2027年3月期に新規入会者数3,469名(前期比2.4%増)・成婚退会者数1,504名(同8.8%増)を目指す。

挙式披露宴・少人数挙式等の受注活動が堅調に推移しており、2027年3月期に施行件数884件(前期比9.3%増)を見込む。施行単価の維持・向上と新たな顧客層の獲得によりさらなる収益拡大を図る。フォトウェディングは施行件数4,357件(同4.4%減)を想定し、市場縮小に対応した効率的な運営を継続。

地方自治体の少子化・婚活支援ニーズを背景に積極的な受注活動を継続。2027年3月期向けに北海道・北海道札幌市・愛知県・京都府・兵庫県から婚活支援センター運営を先行受託済み。QOL分野ではエンゲージリング・マリッジリング販売を開始し、婚活・ウェディング顧客へのクロスセル機会を拡大。

2025年5月公表の第二次中計目標(売上高7,497百万円・営業利益669百万円)を現状を踏まえ売上高6,200百万円・営業利益400百万円へ下方修正。前期の固定資産減損により減価償却費が減少し、拠点統合・移転により地代家賃が減少する見込みで、固定費構造の改善が利益拡大を支援する。

最終更新: 2026年7月19日