DMG森精機株式会社6141
マシンツール
工作機械の製造・販売を担うDMG森精機の中核製造セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(外部顧客) | 86,364百万円(2026年12月期第1四半期) | 73,647百万円(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| セグメント利益(△損失) | △412百万円(2026年12月期第1四半期) | △1,407百万円(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| セグメント資産 | 838,735百万円(2025年12月期通期) | - | — |
| 減価償却費及び償却費 | 20,271百万円(2025年12月期通期) | - | — |
| 資本的支出 | 16,396百万円(2025年12月期通期) | - | — |
事業詳細
5軸加工機、複合加工機、横形・立形マシニングセンタ、ターニングセンタ、グラインディングセンタ、アディティブ・マニュファクチャリング機等の工作機械を製造・販売する。日本・欧州・米国・中国に製造拠点を持ち、航空・宇宙・防衛・メディカル・電力・エネルギー等の成長産業向けに高付加価値製品を供給する。MX(マシニング・トランスフォーメーション)戦略のもと、工程集約・自動化・DXを推進し、顧客の生産性向上に貢献する。
直近の概況
受注が四半期ベース過去最高水準、売上収益は前年同期比17.3%増と急回復
2026年12月期第1四半期のマシンツールセグメント外部顧客売上収益は86,364百万円(前年同期73,647百万円、前年同期比17.3%増)。セグメント損失は△412百万円と前年同期の△1,407百万円から大幅改善。連結受注額は155,400百万円と前年同期比28.8%増で四半期ベース過去最高水準を記録。機械1台当たり受注単価は84.2百万円(前年度平均79.6百万円)に上昇。EMEA・米州はそれぞれ約3割増の大幅増。機械受注残高は2025年12月末の240,000百万円から2026年3月末には266,000百万円へ増加。航空・防衛・宇宙・メディカル・エネルギー・データハンドリング・金型向け受注が好調に推移した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 航空・宇宙・防衛・メディカル・電力・エネルギー・データハンドリング向け受注の継続的な好調推移
- 各国政府の防衛費予算拡大を背景とした防衛関連設備投資需要の増大
- AIデータセンタ建設への活発な投資に伴う工作機械需要の拡大
- 機械受注平均単価の上昇(84.2百万円、前年度平均79.6百万円)による収益性改善
- 2026年3月末受注残高266,000百万円(2025年12月末比10.8%増)による第2四半期以降の増収貢献
- BX(ベーシック)機の再販売促進によるMX機とのバランスある受注獲得
- NMV 3000/5000 DCG 2nd Generation等の新世代機種投入による競争力向上
- EMEA(前年同期比約30%増)・米州(同約30%増)・ドイツの受注回復
- グループ会社(マグネスケール・サキコーポレーション)の半導体関連受注伸長による連結受注額への貢献
- 奈良事業所改装による自動化システム供給能力の強化とリードタイム短縮
- ドイツ・フロンテン工場トレーニングセンタ開設・東京大学MXセンター設立による次世代人材育成と技術開発強化
リスク
- 工作機械需要の景気循環性による売上収益・利益の変動リスク(マシンツールセグメントは第1四半期も損失計上が継続)
- 地政学的要因・金融環境変化による設備投資需要の急変リスク
- 中国・アジア市場の需要低迷継続リスク
- 人件費増加等のコスト上昇圧力(連結人件費は前年同期比増加傾向)
- 軍事転用リスクへの対応コスト増大および輸出規制強化による販売制約
- 欧州サイバーレジリエンス法(CRA、2027年12月施行)・機械規則(2027年1月義務化)への対応コスト
- 為替変動リスク(2026年通期想定ユーロレート180.0円、米ドルレート150.0円)
- 米国関税政策等の通商政策変更によるサプライチェーンコスト上昇リスク
最終更新: 2026年3月30日

