他社との競合激化
入院セット市場の認知度向上に伴い、同種サービスを提供する他業者や病院・介護関連事業者が増加し、市場競争が活性化している。資本力・知名度・顧客基盤で優れる企業が新規参入した場合、既存顧客の喪失や収益力の低下につながる可能性がある。当社グループはCSセットサービスの質向上とリネンサプライ業者等との良好な関係維持に努めている。
商品の安全性リスク
寝巻き・タオル等のレンタルや紙おむつ等の販売において、提供物品に重大な問題が発生した場合、損害賠償請求や信用失墜により財政状態・経営成績に影響を与える可能性がある。リネンサプライ業者については医療関連サービスマーク取得の有無や洗濯工程の衛生面確認など安全性に配慮しているが、全リスクの排除は困難である。
特定取引先への依存
CSセットサービスはリネンサプライ業者等との提携を基本としており、市場シェアの高い特定業者との取引割合が高くなる傾向にある。また、消耗品の物流業務の一部を特定業者へ外部委託しており、これら取引先の事業方針や関係に変化が生じた場合、サービス提供に支障をきたし財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。相互協力関係の維持に努めているが、代替手段の確保が課題となる。
新規導入計画の遅延リスク
新規契約施設の獲得は人材面・物流面の問題や提携先との関係変化、感染症等の長期流行による営業活動自粛により、計画通りに進まない可能性がある。当社グループは独自の営業活動とリネンサプライ業者等との連携で新規施設獲得に努めているが、導入計画の遅延は成長戦略の根幹に影響し、財政状態・経営成績に悪影響を与える可能性がある。
売上債権の貸倒リスク
CSセットの利用代金は原則後払いであり、利用者個人の信用調査や申込拒否は現実的でないため、滞留・貸倒れが一定程度発生する。利用中や退院・退所後の経済状態悪化や死亡により回収不能となるケースもあり、多額の不良債権が発生した場合には財政状態・経営成績に影響を与える可能性がある。当社グループは債権回収体制の強化と貸倒引当金の計上により損失に備えている。
医療・介護関連法規制の変更
CSセットサービス自体に直接の許認可は不要だが、サービス提供先である病院・介護老人保健施設等は医療法・健康保険法・介護保険法等の規制下で運営されている。これら法令の改正や行政指導の運用見直しにより当社グループが対応を余儀なくされた場合、または対応できない場合には財政状態・経営成績に影響を与える可能性がある。各種規制への特段の注意を払いながら事業運営を行っている。
個人情報漏洩リスク
介護医療関連事業において利用者の個人情報を取り扱っており、漏洩等のトラブルが発生した場合、損害賠償請求や信用低下により財政状態・経営成績に影響を与える可能性がある。社内ルールの明確化・徹底化を図るとともに、2009年3月にプライバシーマーク付与認定を取得し(2025年3月更新)、管理体制を整備しているが、全リスクの完全排除は困難としている。
新規事業展開リスク
当社グループは介護医療関連事業で培ったノウハウを活かした関連・周辺事業への積極展開を推進しているが、事業環境の変化等により当初計画通りの成果が得られない可能性がある。新規事業は慎重な検討を経て取り組む方針だが、計画未達の場合には財政状態・経営成績に影響を与える可能性がある。
人材確保・育成リスク
事業拡大・成長継続のために優秀な人材確保が重要課題となっているが、採用計画が未達となった場合や重要人材が社外流出した場合、競争力の低下や事業拡大の制約要因が生じる可能性がある。人材の確保・育成が計画通りに進まないことは、財政状態・経営成績に直接影響を与えるリスクとして認識されている。
自然災害による事業停止
首都直下型地震や南海トラフ地震等の大規模災害が発生した場合、CSセットサービス導入施設やリネンサプライ業者等の被災、社会インフラの混乱によりサービス提供が長期かつ広範囲にわたり停止し、財政状態・経営成績に重要な影響を与える可能性がある。平時から物流機能強化・在庫備蓄・情報システム強化・バックオフィス業務の地域分散化・安否確認システム導入等の早期復旧体制を構築している。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月28日

