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株式会社Gunosy

6047東証プライムサービス業

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株式会社Gunosy6047

事業内容

株式会社Gunosyは2012年設立のインターネットメディア企業。「情報を世界中の人に最適に届ける」をミッションに掲げ、ニュース配信アプリ「グノシー」「ニュースライト」、KDDIとの協業サービス「auサービスToday」、子会社ゲームエイトが運営する総合ゲーム攻略メディア「game8.jp」を展開する。

2025年5月末時点の国内累計ダウンロード数は7,639万DLに達する。主要顧客は広告主企業であり、蓄積したユーザーの興味・関心データを活用したターゲティング広告を提供する。

2026年5月期よりコアキャッシュ領域・C/F積上げ型M&A領域・高成長オプション領域の三軸によるポートフォリオ経営へ移行中。

ビジネスモデル

「グノシー」等のメディアサービスでユーザーを獲得し、記事閲覧履歴や興味・関心カテゴリ等のデータを蓄積。広告主に対してはGunosy Adsを通じたCPC課金型・CPM課金型広告を提供し、広告収入を得る。

2025年5月期の売上高内訳はGunosy Ads関連3,536百万円、ゲームエイト単体2,426百万円。KDDI株式会社は売上高の17.2%(1,049百万円)を占める主要顧客。

企業の強み

「グノシー」「ニュースライト」「auサービスToday」の国内累計ダウンロード数は2025年5月末時点で7,639万DLに達し、前期末比567万DL増加。蓄積された閲覧履歴・興味関心データは広告主へのターゲティング広告の競争優位の源泉となっている。

KDDI株式会社との協業サービス「auサービスToday」は2025年5月期に売上高1,049百万円(全体の17.2%)を計上し、前期の898百万円から増収。単一顧客として最大の売上貢献先であり、安定的な収益基盤を形成している。

子会社ゲームエイトは2025年5月期に単体売上高2,426百万円を計上。海外事業はPV数が想定を大幅に上回る成長を示し、円安の追い風もあり高い収益性を確保。Mediavine, Inc.向け854百万円、Google LLC向け673百万円の販売実績が海外収益の拡大を裏付ける。

エンヴァリスの着眼点

2026年7月15日に公表されたKDDIとの業務提携契約解消(2027年3月末予定)により、auサービスToday関連収益(2026年5月期のKDDI向け売上高764百万円)が2028年5月期以降に喪失する見通し。メディア事業売上高5,470百万円の約14%相当が消滅するリスクであり、代替収益源の確立が急務。

2027年5月期業績予想(売上高5,094百万円〜5,257百万円、前期比約20%減)にはこの影響が既に一部織り込まれている。

2026年5月期の営業利益は186百万円(前期575百万円)と大幅に悪化。売上原価が3,492百万円(前期3,203百万円)、販管費が2,762百万円(前期2,319百万円)とともに増加した一方、メディア事業売上高は5,470百万円(前期6,051百万円)と9.6%減少。

Gホールディングス事業ののれん償却97百万円も新たに発生しており、収益構造の悪化が鮮明。2027年5月期も営業利益50百万円〜250百万円と低水準が続く見通し。

経営陣自身がニュースメディアへの構造的影響を認識し、「ニュース×エンタメ」統合ドメインへの転換やAI耐性の高い事業構造への変革を掲げている。外部要因として生成AIによる情報入口の代替が進む中、グノシー等のニュースキュレーションアプリのユーザー数は2026年5月期も計画未達。

AI投資・組織再構築への先行投資が2027年5月期業績をさらに圧迫する可能性があり、転換の成否は不透明。

成長戦略

AI耐性事業への転換・Gホールディングス新タイトル拡充・新規事業育成の三軸

グノシーを「ニュース×エンタメ」統合ドメインへ転換し、予測投票・投稿等の参加型体験を導入。KDDI提携終了を見据え、グノシー・ニュースライト単独での利益創出体制を2027年5月期中に構築目標。組織再構築・開発体制への先行投資を実行予定。

2026年6月30日に「ハイキュー!! TOUCH AND CONNECT」をリリース済み。「桃源暗鬼 Crimson Inferno」「弱虫ペダル レゾナンス・ペダイズム」等の新規タイトルも予定。

2027年5月期のGホールディングス事業売上高713百万円、セグメント損失75百万円を見込む。のれん償却を含む営業利益でのグループ貢献を中期目標とする。

スマホソフトウェア競争促進法全面施行(2025年12月)を受けたSC事業の市場参入拡大と有名IPタイトルへの導入推進。IR Hubは英文開示需要を取り込み導入企業数が順調増加。

さらに自社AI活用の生産性改革をBtoBサービス化する新規投資を計画。2027年5月期の新規事業売上高68百万円〜230百万円を見込む。

最終更新: 2026年7月17日