日本フイルコン株式会社5942
産業用機能フィルター・コンベア事業
製紙用網・工業用金網を製造販売する同社最大セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高(中間期) | 10,187百万円 | 9,727百万円 | ↑ |
| セグメント営業利益(中間期) | 606百万円 | 434百万円 | ↑ |
| 外部顧客への売上高(通期・前期実績) | 20,030百万円 | — | — |
| セグメント営業利益(通期・前期実績) | 786百万円 | — | — |
事業詳細
紙・パルプ抄造用網(ワイヤー)の製造・販売を行う製紙製品分野と、「ふるい分け」・「ろ過」・「搬送」用の工業用金網を製造・販売する産業用コンベヤーベルト・フィルター分野で構成される。国内外に幅広い製造・販売拠点を持ち、タイ子会社(FILCON FABRICS & TECHNOLOGY CO.,LTD.)や関西金網㈱等のグループ会社が製造を担う。2026年11月期中間期の外部顧客売上高は10,187百万円で連結売上高の約71%を占める中核セグメント。
直近の概況
中間期売上高7.0%増・営業利益39.8%増と大幅改善
2026年11月期中間期(2025年12月〜2026年5月)の外部顧客売上高は10,187百万円(前年同期比4.7%増)、セグメント営業利益は606百万円(前年同期比39.8%増)。製紙製品分野では国内売上高が減少した一方、海外(板紙・衛生紙・不織布向け)は堅調。産業用コンベヤーベルト・フィルター分野では中国市場の食品業界向け販売が増加。また、国内連結子会社における退職金制度変更に伴い退職給付費用が減少したことも営業利益の改善に寄与した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 中国市場を中心とした食品業界向けコンベヤーベルトの販売増加
- 海外製紙製品分野における板紙・衛生紙・不織布向け需要の堅調推移
- 国内連結子会社の退職金制度変更に伴う退職給付費用の減少による収益改善
- 静岡工場からタイ子会社への生産移管による原価低減・収益力回復
- 欧州販売拠点の再編(フランス子会社清算・ドイツ新会社設立)による欧州事業効率化
リスク
- 国内紙需要の構造的縮小(ペーパーレス化)と製紙会社の生産能力削減の加速
- 欧州市場における景気後退による需要低迷の長期化
- 人件費・製造費の上昇による営業利益率の圧迫
- 円安に伴う輸入資材・設備コストの高騰
- 大阪工場建て替え投資(2028年度末完成予定)に伴う資本支出増加と減価償却負担
- 米国の通商政策・中東情勢等の地政学リスクによる海外需要への影響
最終更新: 2026年2月25日

