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株式会社中西製作所

5941東証スタンダード金属製品

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株式会社中西製作所5941

業務用厨房機器製造販売事業

学校給食・外食産業向け業務用厨房機器の製造・販売を行う中核事業

期間今期前期増減率
売上高(通期)40,907百万円39,831百万円
セグメント利益(通期)3,002百万円2,579百万円
セグメント資産24,663百万円22,438百万円
減価償却費(通期)530百万円515百万円
受注高(通期)41,051百万円40,335百万円
受注残高8,586百万円8,442百万円
日本マクドナルド向け売上高4,830百万円5,236百万円

事業詳細

学校給食センター、病院・介護施設、事業所食堂、食品加工業、大手外食チェーンを主要マーケットとして業務用厨房機器の製造・販売を行う。奈良工場・群馬工場で製造した自社製品と仕入商品をユーザーへ出荷し、工事を伴う案件は施工も担う。「提案」「設計」「施工」「開設支援」「アフターサービス」を一貫提供できる点が強み。主力製品は食器洗浄機、食器消毒保管機、連続炊飯機、過熱水蒸気調理機等。学校給食関連の納期が夏季・年度末に集中するため、売上高は第2・第4四半期に偏重する季節性を持つ。

直近の概況

学校・外食関連の受注好調で売上・利益ともに過去最高水準を更新

2026年3月期は学校関連および外食関連の受注が好調に推移し、セグメント売上高は40,907百万円(前期比+2.7%)、セグメント利益は3,002百万円(前期比+16.4%)と大幅増益を達成。物価高騰の影響を受けつつも生産効率の改善により売上総利益率が向上した。一方、人的資本への先行投資強化により販管費は前期を上回った。受注高41,051百万円(前期比+1.8%)・受注残高8,586百万円(前期比+1.7%)と受注基盤は引き続き拡大。主要顧客の日本マクドナルド向け売上高は4,830百万円(前期5,236百万円から減少)となった。

主要プロダクト

product
食器洗浄機・食器消毒保管機

食中毒・異物混入防止など「食の安全・安心」に対応する主力製品群。学校給食・病院・介護施設等の衛生管理ニーズに対応し、省力化・自動化機能を強化している。

product
連続炊飯機

学校給食センターや大規模食堂向けに大量の米飯を効率的に炊飯する機器。労働人口減少社会に対応した自動化・省力化を追求した製品として位置づけられる。

product
過熱水蒸気調理機

省エネ・衛生性能に優れた調理機器。SDGs対応の省エネタイプ製品開発の一環として位置づけられ、外食産業・食品加工分野への展開を図っている。

service
厨房システム(トータルソリューション)

個別機器の販売にとどまらず、顧客ニーズに応じた厨房全体の設計・施工・開設支援・アフターサービスを一貫提供。フードテック活用による衛生的・省人化された厨房システムの提案を積極化している。

成長ドライバー

  • 全国に老朽化した学校給食センターの更新需要が継続的に存在
  • 高齢化社会の進行に伴う介護老人福祉施設の増加・セントラルキッチン化需要
  • 労働人口減少を背景とした自動化・省力化ニーズの高まりとフードテック活用による省人化厨房システムの提案強化
  • 生産効率の改善による売上総利益率の向上(2026年3月期に実現)
  • 受注高41,051百万円・受注残高8,586百万円と受注基盤が拡大傾向を維持
  • 群馬工場増築や大阪本社・奈良工場移転等の中長期的な設備投資による生産能力拡充
  • SDGs対応の省エネタイプ製品開発による環境配慮型製品ラインナップの拡充

リスク

  • 学校給食関連の納期集中(夏季・年度末)による売上高の季節変動リスク
  • 官公庁向け売上は政府・地方自治体の公共投資動向に左右される政策リスク
  • 物価高騰による原材料・仕入コストの上昇リスク
  • 人的資本への先行投資強化(給料・福利厚生費増加)による販管費上昇リスク
  • 群馬工場増築・大阪本社移転・奈良工場移転等の大型設備投資に伴うキャッシュフロー悪化リスク
  • 人手不足を背景とした採用・人材確保の困難化リスク
  • 主要顧客(日本マクドナルド、売上構成比11.8%)への依存に伴う顧客集中リスク
  • 地政学リスク(ウクライナ情勢・中東不安定化)や世界的インフレによる経済環境悪化リスク

最終更新: 2026年6月25日