アルインコ株式会社5933
建設機材関連事業
建設用仮設機材・物流保管設備機器の製造販売を担うコア事業セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(通期・2026年3月期) | 24,674百万円 | 24,565百万円 | ↑ |
| セグメント利益(通期・2026年3月期) | 1,972百万円 | 2,213百万円 | ↓ |
| セグメント売上高前期比 | +0.4% | — | ↑ |
| セグメント利益前期比 | -10.9% | — | ↓ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 29,889百万円 | 29,079百万円 | ↑ |
| 有形・無形固定資産増加額(2026年3月期) | 1,545百万円 | 2,256百万円 | ↓ |
| 減価償却費(2026年3月期) | 719百万円 | 707百万円 | ↑ |
事業詳細
アルインコ㈱が主として国内得意先へ製造販売・仕入販売を行うほか、オリエンタル機材㈱、双福鋼器㈱、㈱ウエキン、蘇州アルインコ金属製品有限公司、ALINCO(THAILAND)CO.,LTD.等が製造・販売に参画。主力製品は新型足場「アルバトロス」をはじめとする建設用仮設機材と、物流倉庫・半導体工場向け物流保管設備機器。国内建設需要の堅調推移を背景に、グループ売上高の約39%を占める中核セグメント。
直近の概況
売上高は微増も、利益率低下により利益は前期比10.9%減
2026年3月期の売上高は前期比0.4%増の24,674百万円と堅調を維持。建設需要は高水準で推移し、将来の建設計画に備えた計画的調達の兆しも出てきたことで「アルバトロス」を中心に販売が増加した。一方、消耗度の高い足場板など相対的に利益率の低い製品の販売構成比が高まったことに加え、円安進展による海外調達コスト上昇が利益を圧迫し、セグメント利益は前期比10.9%減の1,972百万円にとどまった。第4四半期には景気先行き不透明感から仮設機材の発注を先送りする慎重な動きも見られた。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国内インフラ老朽化対応・都市再開発プロジェクトを背景とした建設需要の高水準維持
- 将来の建設計画に備えた計画的調達の兆しによる「アルバトロス」を中心とした販売増加
- 「購買からレンタルへ」の動向の中での大規模現場における足場板の購買ニーズ発生
- 販売とレンタルの連携強化による「アルバトロス」等付加価値製品の市場シェア拡大
- 物流関連分野での次世代物流倉庫・半導体製造工場向け販路拡大
- 「中期経営計画2027」に基づくコア事業の進化と事業ポートフォリオ再構築
リスク
- 利益率の低い足場板等の販売構成比上昇によるセグメント利益率の低下
- 円安継続による製造コスト増加(海外製造子会社からの調達コスト上昇)
- 「購買からレンタルへ」の動向継続による販売機会の構造的な縮小リスク
- 景気先行き不透明感による仮設機材発注の先送り・慎重化リスク
- 建設資材高騰・人手不足による建設計画の遅延・縮小リスク
- 主要販売先である建設用仮設機材レンタル会社の投資抑制リスク
最終更新: 2026年6月17日

