株式会社エス・サイエンス5721
ニッケル事業
ニッケル地金・塩類の販売を担う同社の中核収益セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期・2025年3月期) | 626百万円 | — | ↓ |
| セグメント利益(通期・2025年3月期) | 31百万円 | — | ↑ |
| セグメント資産(2025年3月期末) | 375百万円 | — | — |
| 売上高(第3四半期累計・2026年3月期) | 446百万円 | 474百万円 | ↓ |
| セグメント利益(第3四半期累計・2026年3月期) | 14百万円 | 28百万円 | ↓ |
事業詳細
ニッケル地金およびニッケル塩類の販売を行うセグメント。東京本社および大阪の事業部が担当し、自動車・電子機器・住宅向け等の需要を対象とする。主要顧客は旭日産業㈱(売上高比22.6%)および㈱コタベ(同10.4%)。LME(ロンドン金属取引所)のニッケル価格動向が販売価額に直結するため、国際商品市況・為替の影響を強く受ける事業構造を持つ。見込み生産方式を採用しており、受注生産は行っていない。
直近の概況
LMEニッケル価格の下落傾向が続き、第3四半期累計売上高は前年同四半期比6.0%減
2025年3月期通期(有報ベース)の売上高は626百万円、セグメント利益は31百万円。2026年3月期第3四半期累計(2025年4月〜12月)では、LMEニッケル価格の下落により販売価額も落ち込み、売上高は446百万円(前年同四半期474百万円、6.0%減)、セグメント利益は14百万円に縮小した。仕入実績はニッケル地金253百万円・ニッケル塩類231百万円の計483百万円(2025年3月期)。価格下落トレンドへの対応が継続的な課題となっている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 主要顧客(旭日産業㈱・㈱コタベ)との継続的取引関係による安定的な販売基盤
- 新規顧客開拓および既存顧客でのシェア拡大による営業基盤強化施策
- 自動車・電子機器・住宅向け需要を背景としたニッケル需要の底堅さ
リスク
- LMEニッケル価格の下落傾向が継続しており、販売価額・売上高への直接的な下押し圧力が続いている
- 為替変動リスク:国際商品市況に連動するため、円安・円高いずれも収益に影響する
- 世界情勢(ウクライナ・中東紛争の長期化、米国通商政策の不確実性、中国経済の先行き懸念)による景気下押しリスク
- 見込み生産方式採用による在庫リスク:市況急変時に商品評価損が発生する可能性がある
最終更新: 2026年6月30日

