株式会社大紀アルミニウム工業所5702
アルミニウム二次合金
大紀アルミの中核事業。アルミスクラップを原料とした二次合金地金の製造・販売を国内外で展開。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(外部顧客) | 325,308百万円 | 294,473百万円 | ↑ |
| セグメント売上高(内部売上含む合計) | 326,802百万円 | 296,062百万円 | ↑ |
| セグメント利益(営業利益) | 6,697百万円 | 4,440百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 171,307百万円 | 156,743百万円 | ↑ |
| セグメント利益率(営業利益率) | 2.0% | 1.5% | ↑ |
事業詳細
アルミニウムスクラップを原料として二次合金地金(塊)を製造・販売する当社グループの主力事業。国内(本社・九州・北海道拠点)に加え、タイ・マレーシア・インドネシア・フィリピン・インドの海外子会社を擁するアジア中心のグローバル生産体制を構築。主要顧客は自動車・輸送機器メーカーで、軽量化ニーズに対応したリサイクルアルミ合金を供給する。2026年3月期のセグメント売上高は326,802百万円(内部売上含む)で連結売上高の大部分を占める中核セグメント。
直近の概況
LME価格上昇と海外収益回復により、セグメント利益が前期比50.8%増と大幅改善。
2026年3月期は、米国の利下げ・中国のアルミ生産制限・中東情勢緊迫化に伴うLME価格上昇を背景に、アルミニウム二次合金地金および商品・原料販売がともに増収。国内では輸出価格高騰に起因するスクラップ価格高止まりによる原料コスト上昇があったものの、製品・商品の堅調な需要に支えられた。海外では販売価格の是正や材料転換を進め、収益の回復軌道に至りつつある。セグメント利益は6,697百万円と前期4,440百万円から大幅に改善した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- LME(ロンドン金属取引所)アルミニウム価格の上昇による製品・商品販売価格の上昇
- 自動車・輸送機器向け需要の底堅さ(国内市場の緩やかな回復)
- 海外子会社(タイ・インド等)における販売価格是正・材料転換の進展による収益回復
- ハイブリッド車・EV・燃料電池車向けリサイクル合金需要の拡大期待
- アジア新興国(タイ・インドネシア・インド等)における生産拠点の多角化
リスク
- アルミスクラップ価格の高止まりによる原料コスト上昇と海外子会社のスプレッド縮小
- 中東情勢の緊迫化・ホルムズ海峡封鎖リスクによるエネルギー価格上昇・サプライチェーン混乱および自動車メーカーの減産可能性
- トランプ政権の通商政策(アルミニウム製品・自動車への追加関税)による自動車業界への影響
- EV市場の競争激化・補助金政策変化による自動車業界の構造転換リスク
- 為替変動リスク(円高による海外子会社収益の目減り)および海外子会社の固定資産減損リスク
- アルミスクラップの発生減および低炭素原料としてのスクラップ需要増による原料調達難
最終更新: 2026年6月18日

