ブルーイノベーション株式会社5597
ブルーイノベーション株式会社(ドローン関連事業・単一セグメント)
BEPを基軸にドローン・AGVで社会インフラ点検・防災を担う単一セグメント企業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年12月期1Q累計) | 420百万円 | 343百万円(2025年12月期1Q累計) | ↑ |
| 営業損失(2026年12月期1Q累計) | △72百万円 | △70百万円(2025年12月期1Q累計) | ↓ |
| 経常損失(2026年12月期1Q累計) | △67百万円 | △68百万円(2025年12月期1Q累計) | — |
| 四半期純損失(2026年12月期1Q累計) | △68百万円 | △68百万円(2025年12月期1Q累計) | — |
| 総資産 | 1,281百万円 | 1,402百万円(2025年12月期末) | ↓ |
| 純資産 | 141百万円 | 205百万円(2025年12月期末) | ↓ |
| 自己資本比率 | 10.7% | 14.4%(2025年12月期末) | ↓ |
| ストック型売上比率(2026年12月期1Q累計) | 19.8% | 27.0%(2025年12月期1Q累計) | ↓ |
| 累計取引企業数 | 773社(2026年3月末) | 700社(2025年12月末) | ↑ |
| 通期業績予想・売上高(2026年12月期) | 1,600百万円 | 1,051百万円(2025年12月期実績) | ↑ |
| 通期業績予想・営業損失(2026年12月期) | △380百万円 | △548百万円(2025年12月期実績) | ↑ |
事業詳細
Blue Earth Platform®(BEP)を中核に、点検・ポート・教育・ネクストの4ソリューションを提供。下水道・橋梁等の公共インフラ点検および防災ドローンポートシステムを成長の二本柱と位置づける。顧客は電力会社・地方自治体・建設業界等で、累計取引企業数773社(2026年3月末)。ハードウェア販売・リース・ソフトウェア月額課金・運用サービスを組み合わせたフロー型・ストック型の複合収益モデルを採用。
直近の概況
点検ソリューションが前年同四半期比96%増と急伸し、売上高は22.6%増の420百万円
2026年12月期第1四半期(2026年1月〜3月)の売上高は420百万円(前年同四半期比22.6%増)。下水道点検を中心とした公共インフラ分野の導入案件増加により点検ソリューションが296百万円と大幅伸長。一方、ハードウェア売上構成比の上昇により売上総利益率が低下し、研究開発費・採用費等の先行投資継続により営業損失は△72百万円と前年同四半期並み。現金及び預金は261百万円減少し726百万円となり、自己資本比率は10.7%まで低下。通期業績予想(売上高1,600百万円、営業損失△380百万円)に変更なし。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 社会インフラ老朽化に伴うドローン点検需要の拡大(下水道・橋梁分野を中心に導入案件数が増加し、1Q点検ソリューション売上が前年同四半期比96.3%増)
- 国・自治体による下水道重点調査方針等を背景とした公共インフラ分野での実運用案件の拡大
- 防災ニーズの高まりによるBEPポート・フェーズフリー運用の国・自治体への導入拡大
- 2022年12月のレベル4飛行解禁・2023年12月のレベル3.5飛行施行によるドローン利活用範囲の拡大
- ネクストソリューションにおける官公庁・民間企業とのPoC案件の順調な進捗(前年同四半期比260.7%増)
- 安全保障関連分野における政府の継続的な予算投下を背景とした市場拡大
- 標準化・パッケージ化推進によるストック型収益モデルへの転換(累計取引企業数773社への拡大)
リスク
- ハードウェア売上構成比の上昇により売上総利益率が低下しており、ストック型売上比率が19.8%(前年同四半期27.0%)に低下するなど、高収益モデルへの転換が遅れるリスク
- 営業損失が継続しており、自己資本比率が10.7%まで低下。現金及び預金も1Q単独で261百万円減少しており、追加資金調達が困難となる財務リスク
- 社債500百万円・長期借入金423百万円の固定負債を抱え、負債合計が1,140百万円と純資産141百万円を大幅に上回る財務構造リスク
- フロー型・個別対応中心の収益構造が継続し、売上計上タイミングの分散・遅延が再発するリスク
- ポートソリューションが前年同四半期比57.6%減と大幅減収となったように、政府系プロジェクト・大型案件の反動減が業績に与える影響が大きいリスク
- ドローン関連の法規制変更・航空法改正への対応コスト増加リスク
- 主要顧客への売上依存度が高く、取引縮小時の影響が大きいリスク
最終更新: 2026年3月30日

