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5582東証グロース情報通信業

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株式会社グリッド5582

AI開発事業(単一セグメント)

社会インフラ向けAI計画最適化サービスを展開する単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(第3四半期累計)1,951百万円1,515百万円(前年同四半期累計)
営業利益(第3四半期累計)310百万円299百万円(前年同四半期累計)
営業利益率(第3四半期累計)15.9%19.8%(前年同四半期累計)
経常利益(第3四半期累計)317百万円301百万円(前年同四半期累計)
四半期純利益(第3四半期累計)207百万円194百万円(前年同四半期累計)
売上高(通期予想)3,100百万円2,063百万円(2025年6月期実績)
営業利益(通期予想)450百万円428百万円(2025年6月期実績)
1株当たり四半期純利益(第3四半期累計)43.70円41.04円(前年同四半期累計)
自己資本比率90.1%89.2%(2025年6月期末)
エンジニア人数(第3四半期末)89名79名(前年同四半期末)
電力分野売上高(第3四半期累計)1,041百万円909百万円(前年同四半期累計、前年同四半期比14.5%増より算出)
都市・交通分野売上高(第3四半期累計)351百万円133百万円(前年同四半期累計、前年同四半期比164.1%増より算出)
製造・運輸分野売上高(第3四半期累計)340百万円460百万円(前年同四半期累計、前年同四半期比26.1%減より算出)
エネルギーマネジメント分野売上高(第3四半期累計)160百万円0百万円(前年同四半期はなし)

事業詳細

電力・製造・運輸・都市交通・エネルギーマネジメントの4分野を中心に、AI技術・数理最適化技術を用いた計画最適化サービスを提供。AIエンジン開発からシステム実装・運用サポートまで一貫して手掛け、フロー型(開発)とストック型(運用・サポート)の複合収益モデルを採用。顧客の大半は電力会社・物流・都市交通等の大手企業。

直近の概況

売上高28.7%増の一方、人件費増加で営業利益率は低下し15.9%に

2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)の売上高は1,951百万円(前年同四半期比28.7%増)。電力会社からの追加受注・本番導入開発進展により電力分野が全体の5割超を占める。都市・交通分野は鉄道会社案件が164.1%増と急拡大。エネルギーマネジメント分野は電力系統接続申請支援8件で160百万円を新規計上。一方、エンジニア(89名、前年同四半期比25.4%増)・営業管理部門(44名、同33.3%増)の積極採用により製造費用人件費656百万円・販管費人件費378百万円が増加し、営業利益率は前年同四半期の19.8%から15.9%へ低下。通期業績予想(売上高3,100百万円、営業利益450百万円)に変更なく、順調に進捗。

主要プロダクト

product
ReNom POWER

電力会社に対してAI技術や数理最適化技術を用いた電力需給計画の最適化を提供し、エネルギー消費量の削減を実現。2026年6月期第3四半期累計で電力分野売上高1,041百万円(前年同四半期比14.5%増)と全体の5割超を占める主力サービス。

product
ReNom VESSEL

製造・運輸分野向けの配船計画最適化サービス。2026年6月期第3四半期累計において本番導入開発が完了し保守案件へ移行したため、フロー型売上が前年同四半期比60.1%減となった。ストック型売上は234百万円(前年同四半期比20.1%増)と安定推移。

product
ReNom Railway

都市・交通分野における鉄道会社案件向けサービス。2026年6月期第3四半期累計で都市・交通分野売上高351百万円(前年同四半期比164.1%増)と急拡大し、全体の約2割を占める。フロー型売上257百万円(前年同四半期比213.8%増)、ストック型売上93百万円(前年同四半期比83.8%増)。

product
蓄電所向け蓄電池充放電最適化システム

エネルギーマネジメント分野として新規展開。電力系統接続申請支援を含み、2026年6月期第3四半期累計で同分野売上高160百万円(前年同四半期はなし)を計上。第4四半期にも開発案件着手見込み。

service
計画最適化AIエンジニアリングサービス

AIエンジン開発、システム開発、運用・サポートまで一貫したサービスとして展開。属人的な熟練人材依存の計画業務をAI・数理最適化で代替し、複雑・不確実な環境下でも短時間で最適計画を提供する。

成長ドライバー

  • 電力会社からの追加受注・本番導入開発の加速(第3四半期累計:電力分野1,041百万円、前年同四半期比14.5%増、売上全体の5割超)
  • 都市・交通分野における鉄道会社案件の急拡大(第3四半期累計351百万円、前年同四半期比164.1%増)
  • エネルギーマネジメント分野の新規立ち上げ(第3四半期累計160百万円、電力系統接続申請支援8件)
  • 既存顧客へのアップセル・クロスセルによる継続受注(2025年6月期既存顧客売上比率83.4%)
  • 生成AI普及に伴うデータセンター・半導体工場新増設による電力需要増大(2035年度までに568億kWh増加見通し)
  • エンジニア・営業人員の積極採用による開発・営業体制強化(第3四半期末エンジニア89名、営業・管理44名)
  • ストック型売上の着実な積み上げ(電力分野ストック型172百万円前年同四半期比36.0%増、製造・運輸分野234百万円同20.1%増、都市・交通分野93百万円同83.8%増)

リスク

  • 特定顧客への売上集中リスク(2025年6月期:北海道電力向け売上が全体の26.7%を占める)
  • フロー型売上の案件後ずれリスク(製造・運輸分野フロー型売上が前年同四半期比60.1%減と大幅減少)
  • 優秀なAIエンジニア・データサイエンティストの採用競争激化による人材確保リスク
  • 人件費増加による利益率低下リスク(第3四半期累計営業利益率15.9%と前年同四半期19.8%から低下)
  • 進捗度に基づく収益認識における総工数見積りの不確実性(仕様変更・納期変更による進捗度変動リスク)
  • 繰延税金資産の回収可能性に係る見積り変動リスク(繰越欠損金解消後の税負担増加)
  • AI技術の急速な進化に伴う技術陳腐化リスクおよび競合参入リスク
  • 製造・運輸分野における配船計画の保守移行後の新規フロー型案件獲得の不確実性

最終更新: 2025年9月25日