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エンタープライズプラットフォーム事業(単一セグメント)

ABEJA Platformを核にエンタープライズ向けAI導入・運用を一気通貫で支援する単一事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年8月期第3四半期累計実績)3,369百万円2,693百万円(前年同期)
営業利益(2026年8月期第3四半期累計実績)567百万円400百万円(前年同期)
経常利益(2026年8月期第3四半期累計実績)582百万円402百万円(前年同期)
四半期純利益(2026年8月期第3四半期累計実績)714百万円354百万円(前年同期)
売上高(通期・2025年8月期実績)3,585百万円
営業利益(通期・2025年8月期実績)446百万円
売上高(2026年8月期通期予想)4,550百万円3,585百万円(前期実績)
営業利益(2026年8月期通期予想)710百万円446百万円(前期実績)
自己資本比率89.5%84.0%(2025年8月期末)
エンタープライズ企業継続顧客からの売上比率(2025年8月期)88.8%
トランスフォーメーション領域売上(2026年8月期第3四半期累計)2,518百万円(構成比74.8%)2,747百万円(2025年8月期通期、構成比76.6%)
オペレーション領域売上(2026年8月期第3四半期累計)851百万円(構成比25.2%)839百万円(2025年8月期通期、構成比23.4%)

事業詳細

「ゆたかな世界を、実装する」を企業理念に掲げ、ABEJA Platformを基盤としてエンタープライズ企業のミッションクリティカル業務へのAI導入を支援。AI導入・構築フェーズの「トランスフォーメーション領域」(3Q累計売上構成比74.8%)と、人とAIの協調による継続運用フェーズの「オペレーション領域」(同25.2%)の2領域で構成。コンサルティングからABEJA Platform上でのオペレーションまでを一括支援するモデルを展開。国内のみで事業展開し、小売・製造・金融・医療・不動産等の多業種に対応。

直近の概況

3Q累計売上高25.1%増・営業利益41.9%増、繰延税金資産計上で純利益は倍増

2026年8月期第3四半期累計期間(2025年9月〜2026年5月)は、LLM関連需要の取り込みとABEJA Platformを通じたAI利活用拡大により売上高3,369百万円(前年同期比25.1%増)、営業利益567百万円(同41.9%増)を達成。第3四半期単体ではオペレーション領域の売上が着実に伸長し継続収入の積み上がりが進んだ。また、将来課税所得の見積り見直しにより繰延税金資産131百万円を計上(法人税等のマイナス計上)し、四半期純利益は714百万円(同101.8%増)と倍増。通期業績予想を売上高4,550百万円・営業利益710百万円・当期純利益852百万円に上方修正。栃木銀行との全行的DX/AI業務連携開始、GENIAC第四期採択(IDOMと自動車整備AIエージェント構築)、NVIDIA Nemotron3のABEJA Platform搭載等の事業進展も確認された。

主要プロダクト

platform
ABEJA Platform

顧客の業務及び現場においてデータ、意思決定及びオペレーションを一体的に扱い、リアル空間のオペレーション高度化を支える実装基盤。AIガバナンス、リスク管理、Human in the Loopを組み込んだアーキテクチャを構築可能。NVIDIA Nemotron3等の外部最先端モデルの搭載にも対応。

service
トランスフォーメーション領域

フロー型(都度契約)収入が中心だが、長期計画的プロセスのため継続顧客割合は高い。エンタープライズ企業継続顧客からの売上比率は88.8%(2025年8月期)。2026年8月期第3四半期累計期間の売上は2,518百万円(構成比74.8%)。

service
オペレーション領域

主な収入はストック型の継続収入。当第3四半期会計期間において売上が着実に伸長し、継続収入の積み上がりが進んだ。2026年8月期第3四半期累計期間の売上は850百万円(構成比25.2%)。前期通期実績839百万円をすでに上回る水準。

product
ABEJA LLM Series / フィジカルAI・AIロボティクス

NEDOのGENIAC第三期においてロングコンテキスト対応の小型化LLM及びAIエージェントを構築・検証。第四期(第一期から四期連続採択)ではIDOMと連携し自動車整備領域特化AIエージェントの構築・実運用検証に取り組む。NVIDIA Nemotron3をABEJA Platformに搭載するなど外部モデルとの統合も推進。

成長ドライバー

  • LLM関連需要の継続的取り込みによるトランスフォーメーション領域の拡大
  • オペレーション領域のストック型継続収入の積み上がり(3Q累計で前期通期実績を超過)
  • ABEJA Platformを通じたエンタープライズ継続顧客の深耕(継続顧客売上比率88.8%)
  • 金融・製造等ミッションクリティカル業務への実装拡大(栃木銀行との全行的DX/AI連携等)
  • フィジカルAI・AIロボティクスへの事業領域拡張(デジタル空間からリアル空間へ)
  • GENIAC第一期〜四期連続採択による研究開発力の蓄積と社会実装加速
  • NVIDIA等外部最先端モデルとの統合による高度AIエージェント構築力の強化
  • 繰延税金資産の回収可能性向上に伴う財務体質の改善(自己資本比率89.5%)

リスク

  • 特定顧客への売上集中リスク(さくらインターネット17.2%、SOMPOホールディングス12.9%が上位顧客)
  • LLM・生成AI技術の急速な進化に伴う技術対応コストの増大および競合激化
  • ミッションクリティカル業務向けシステムの安定稼働要件に伴うシステム障害リスク
  • 優秀なAI・LLM人材の採用・確保競争の激化(人件費上昇と売上拡大のバランス管理)
  • 機密情報・個人情報の取り扱いに伴う情報セキュリティリスク
  • 売上原価の増加(3Q累計売上原価1,346百万円、前年同期比33.7%増)による売上総利益率への影響
  • 物価・資源価格の動向、金融資本市場の変動、国際情勢による事業環境の不透明性
  • フィジカルAI・ロボティクス領域への拡張に伴う新規技術投資リスクと収益化の不確実性

最終更新: 2025年11月25日