原料価格変動リスク
みがき帯鋼及びステンレス鋼の原料価格が大幅に変動する可能性があり、製品価格への転嫁が進まない場合には業績に悪影響を及ぼす。また、原料調達が特定メーカーへの依存度が高く、供給遅延や品質問題が発生した場合には生産減少・製品納期遅延による売上減少リスクがある。製品価格転嫁とコスト引き下げに取り組んでいるが、進展状況次第では業績への影響が生じる。
自動車業界依存リスク
主力製品であるみがき帯鋼は自動車用部品向けが中心であり、受注状況は自動車業界の動向と密接に連動している。急激な自動車の生産・販売台数の変動が当社グループの業績に直接影響を及ぼす可能性がある。市場開拓による売上拡大や顧客ニーズに応える商品開発を推進しているが、特定業界への集中リスクは残存する。
設備トラブルリスク
安定的な製品供給のために生産設備の徹底保全に努めているが、重大な設備トラブルが発生した場合には工場の操業に支障をきたし業績に影響を及ぼす可能性がある。受注数量に見合った製品供給が困難となることで、顧客への納期遅延や売上減少につながるリスクがある。設備保全の強化により未然防止を図っている。
熟練人材確保リスク
操業に必要な熟練技術者の確保・育成に注力しているが、必要な人員確保ができない場合には工場の操業に支障をきたし業績に影響を及ぼす可能性がある。製造業における技術継承や労働力不足は業界全体の課題であり、当社グループも例外ではない。熟練技術者の確保・育成への継続的な取り組みが求められる。
繰延税金資産減少リスク
繰延税金資産は将来の課税所得を合理的に見積もり回収可能性を判断しているが、将来の課税所得の見積りに大きな変動が生じた場合には繰延税金資産が減少し業績に影響を与える可能性がある。業績悪化等により課税所得の見通しが下方修正された場合、一時的な損益への悪影響が生じるリスクがある。
金利変動リスク
運転資金や設備資金は主に銀行借入により調達しており、変動金利で調達している資金については急激な市場金利の変動が業績に影響を及ぼす可能性がある。長期資金については金利スワップ等を活用してリスクヘッジを図っているが、変動金利部分については引き続きリスクが残存する。
取引先信用リスク
売上債権については与信管理を徹底しているが、取引先の倒産により貸倒損失が発生した場合には業績に影響を及ぼす可能性がある。景気悪化局面では取引先の財務状況が悪化するリスクが高まるため、継続的な与信管理の強化が重要となる。
自然災害リスク
主要製造・販売拠点が東京都に集中しており、想定を超える大規模災害が発生した場合には工場の操業や製品配送に支障をきたすとともに、経済活動全体の停滞により業績に影響を及ぼす可能性がある。生産設備の定期的な保守・耐震工事等の災害対策を実施しているが、拠点集中による地理的リスクは残存する。
パンデミックリスク
感染症が全国的・世界的規模で拡大した場合、工場の操業停止や商品・サービス提供への支障が生じる可能性があり、鉄鋼製品事業における受注数量の減少も想定される。コスト削減の徹底や市場開拓・商品開発の促進により対応を図っているが、事業運営・財政状態・経営成績への影響リスクは排除できない。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

