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ニチアス株式会社

5393東証プライムガラス・土石製品

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ニチアス株式会社5393

プラント向け工事・販売

電力・石油化学プラント向け工事・シール材販売を担うニチアスの基幹セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)79,503百万円78,456百万円
セグメント利益(2026年3月期通期)11,982百万円12,504百万円
セグメント利益率(2026年3月期通期)15.1%15.9%
受注高(2026年3月期通期)84,087百万円83,061百万円
セグメント資産(2026年3月期末)47,358百万円45,615百万円

事業詳細

電力、石油精製・石油化学産業などの各種プラントにおける保温・保冷・耐火・防音・防災工事の設計・施工・メンテナンスを提供するとともに、プラント設備用シール材(ガスケット、パッキン)、無機繊維製断熱材、ふっ素樹脂製品の販売を行う。全国のプラント施設への常駐体制を強みとし、石油精製・石油化学・原子力・LNG等の基幹インフラを主要顧客とする。国内外の関係会社としてニチアスエンジニアリングサービス㈱、新日本熱学㈱、THAI NICHIAS ENGINEERING CO.,LTD.等が事業を担う。

直近の概況

石油精製・石油化学向け堅調も原子力向け減少で増収・減益

2026年3月期通期の売上高は79,503百万円(前期比+1.3%)と増収を確保した。石油精製・石油化学向けを中心に需要が堅調に推移した一方、原子力向け工事は減少した。セグメント利益は11,982百万円(前期比△4.2%)と減益となり、利益率は15.9%から15.1%へ低下した。受注高は84,087百万円(前期比+1.2%)と引き続き堅調に推移しており、先行指標は良好な状態を維持している。2027年3月期は各セグメントで堅調な推移が見込まれる。

主要プロダクト

service
プラント保温・保冷・耐火・防音・防災工事

電力、石油精製・石油化学産業などの各種プラントの保温工事、保冷工事、耐火工事、防音工事、防災工事の設計と施工およびメンテナンスを提供する。全国プラント施設への常駐体制を活かした継続的なメンテナンス需要の取り込みが強み。

product
プラント設備用シール材

石油精製・石油化学産業のプラント設備用のシール材(ガスケット、パッキン)を製造・販売する。プラント工事との一体提供により顧客の設備保全ニーズに対応する。

product
無機繊維製断熱材・ふっ素樹脂製品

プラント設備向けに無機繊維製断熱材およびふっ素樹脂製品を販売する。保温・断熱分野のパイオニアとして培った技術力を背景に、プラントの安定操業を支える素材・部材を供給する。

成長ドライバー

  • 石油精製・石油化学分野におけるプラント安定操業を目的とした設備保全投資の継続
  • 政府の2050年カーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギー発電設備新設・原子力発電所再稼働関連工事の増加
  • 受注高84,087百万円(前期比+1.2%)と先行指標が引き続き堅調
  • 全国プラント施設への常駐体制を活かした継続的なメンテナンス需要の取り込み
  • 省力化工法・製品開発およびDX推進による生産性向上と競争力強化

リスク

  • 原子力向け工事の変動リスク(2026年3月期に原子力向け工事が減少し利益を圧迫)
  • 国内市場の長期的縮小傾向(人口減少に伴うプラント需要の構造的減少)
  • 人手不足・働き方改革への対応コスト増加リスク
  • 石油精製・石油化学分野における脱炭素化に伴う設備投資縮小リスク
  • 米国通商政策(関税)の影響による製造業全般の設備投資抑制リスク

最終更新: 2026年6月24日