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5391東証スタンダードガラス・土石製品

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建設・建材事業

不燃建材の製造・販売と工事施工を担うコア事業セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高23,067百万円18,688百万円
セグメント利益2,253百万円2,450百万円
セグメント資産26,641百万円22,978百万円
減価償却費749百万円535百万円
有形・無形固定資産増加額1,099百万円1,791百万円
材料販売売上高17,988百万円12,937百万円
工事売上高5,078百万円5,751百万円

事業詳細

不燃建築材料(けい酸カルシウム板・内装不燃化粧板等)の製造・販売および鉄骨耐火被覆工事の設計・施工を主軸とする。2024年10月にユニボード㈱(低圧メラミン化粧板)、2025年4月にデコール㈱(化粧板・建材塗料・化粧シート)をM&Aで取得し事業規模を拡大。国内建設市場向けが主体で、台湾・韓国・中国への海外輸出も展開する。

直近の概況

M&A効果で売上高は前期比23.4%増収も、工事減少・コスト高で利益は8.1%減益

2026年3月期の建設・建材事業は、デコール㈱の連結化(2025年4月1日)を主因に材料販売売上高が17,988百万円(前期比39.0%増収)と大幅増収となり、セグメント全体の売上高は23,067百万円(前期比23.4%増収)を達成した。一方、工事は物件数減少・大型物件の工程遅延により5,078百万円(前期比11.7%減収)に留まり、原燃料・労務費・物流費の高騰も重なり、セグメント利益は2,253百万円(前期比8.1%減益)となった。海外輸出は中国・台湾・韓国いずれも建設市場の停滞が継続し販売数量が前年を下回った。

主要プロダクト

product
けい酸カルシウム板「ハイラックフネン®」

国内外の建設市場向けに展開する主力商品。建設コスト増加を背景に国内出荷は前年度を下回ったほか、中国・台湾・韓国向け海外輸出も建設市場の停滞により販売数量が減少した。

product
内装不燃化粧板「ステンド®」「アデック®」シリーズ

資材価格や労務費等の高騰による建設コスト増加から慎重な動きが続き、出荷は前年度を下回った。

product
曲面施工対応ボード「エフジー®ボード」

文化・教育施設などの公共施設での安定した受注により、2026年3月期も前年同様の出荷数量を確保した。

product
コンクリート調インテリアボード「BEoNA®(ベオナ®)」

オフィス・店舗・住宅等幅広い用途で市場に浸透し、2026年3月期も売上は順調に伸長した。高付加価値商品として収益貢献度が高まっている。

product
各種化粧板・建材塗料・化粧シート(デコール㈱)

DICデコール㈱(現デコール㈱)を2025年4月1日付で取得原価1,300百万円にて完全子会社化。化粧板・建材塗料・化粧シートの製造・販売を行い、建設・建材事業の材料販売売上高の大幅増収に寄与した。

product
低圧メラミン化粧板(ユニボード㈱)

前期に連結化したユニボード㈱が製造・販売する低圧メラミン化粧板。物流コスト削減や新製品開発への着手など、グループシナジー創出に向けた取り組みが進捗している。

service
鉄骨耐火被覆工事・建設工事

前年度からの物件数減少による受注の減少に加え、大型物件の工程遅延により完成時期が後ろ倒しとなり、2026年3月期の工事売上高は5,078百万円(前期比11.7%減収)と減少した。

成長ドライバー

  • デコール㈱(化粧板・建材塗料・化粧シート)の連結化による材料販売の大幅増収(2026年3月期前期比39.0%増収)
  • ユニボード㈱との物流コスト削減・新製品開発等のシナジー創出の着実な進捗
  • 「BEoNA®(ベオナ®)」等の高付加価値商品のオフィス・店舗・住宅等幅広い用途への市場浸透と売上伸長
  • 販売価格改定によるコストアップの価格転嫁(各種コスト上昇に対応した価格改定の実施)
  • 2026中期経営計画に基づく戦略的M&Aの継続推進(事業規模拡大・シナジー創出)
  • 2026年4月より運用開始のグループ全体DX基盤整備による業務改革・競争力強化

リスク

  • 全国的な工事工程遅延(大型物件の工程遅延・完工時期の後ろ倒し)による工事売上高の減少
  • 建設費高騰に伴う計画延期・見直しによる主力商品(ハイラックフネン®等)の国内販売低迷
  • 仕入材料・労務費・物流費の高騰による工事利益率の圧迫
  • 施工員不足による工事受注・施工能力の制約
  • 中国の長引く不動産不況・台湾および韓国の建設市場停滞に伴う海外輸出の販売数量減少
  • 建設アスベスト訴訟(複数の集団訴訟が係属中)に伴う訴訟損失引当金の追加計上リスク(2026年3月期残高155百万円)
  • 中東情勢の緊迫化を受けた原油価格高騰・石油由来原材料の価格上昇および調達リスク(業績予想に未織り込み)

最終更新: 2026年6月25日