日本コンクリート工業株式会社5269
基礎事業
コンクリートパイルの製造・販売と杭打・地盤改良工事を担うコア事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 22,013百万円 | 24,224百万円 | ↓ |
| セグメント利益(通期) | -190百万円(損失) | 118百万円(利益) | ↓ |
| セグメント資産 | 22,596百万円 | 21,223百万円 | ↑ |
| 減価償却費(通期) | 696百万円 | 774百万円 | ↓ |
| 設備投資額(通期) | 921百万円 | 756百万円 | ↑ |
事業詳細
基礎事業は、コンクリートパイル(PHC杭等)の製造・販売、杭打工事および地盤改良工事を主たる事業とする。当社および国内子会社・関連会社が構成会社として参画し、全国の建設需要を支える社会インフラ向け基礎製品を供給する。コンクリートパイルの全国需要動向に業績が連動しやすく、建設投資の増減や案件の期ズレが収益に直接影響する構造を持つ。2026年3月期は大型案件の受注苦戦と生産子会社の収支悪化によりセグメント損失に転落した。
直近の概況
大型案件受注苦戦と生産子会社収支悪化でセグメント損失に転落
2026年3月期の基礎事業売上高は22,013百万円(前期比9.1%減)となった。コンクリートパイル全国需要は前期比概ね横這いで推移したが、当社グループは大型案件の受注苦戦と案件の期ズレにより下期に盛り返したものの売上が減少。損益面では売上高の減少および生産子会社の収支悪化等により190百万円のセグメント損失(前期は118百万円のセグメント利益)に転落した。また、NC貝原パイル製造㈱笠岡工場の生産拠点再構築に係る遊休資産について21百万円の減損損失を計上した。生産体制再整備として一部工場の休止・製造ライン集約を開始している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国土強靭化政策の推進および老朽インフラ更新需要の拡大
- 防災・減災・災害復旧向け需要における当社独自製品・工法の採用拡大
- 建設業の省人化・生産性向上ニーズに対応した高品質プレキャストコンクリート製品への期待
- 適正価格浸透の継続推進による収益性改善
- 生産体制再整備(工場休止・製造ライン集約)による固定費削減効果
- IT・AIを活用した生産性向上と新たな商品開発への取り組み加速
リスク
- コンクリートパイル全国需要の低迷継続(2026年3月期は前期比概ね横這い)
- 大型案件の受注苦戦・着工遅延・工期延長による期ズレリスク
- 生産量減少に伴う生産子会社の収支悪化
- エネルギー・原材料価格・人件費の上昇による製造コスト増
- 国際情勢の緊迫化に伴う資材調達の不安定化
- 生産拠点再構築に伴う追加費用・減損リスク
最終更新: 2026年6月24日

