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5253東証グロース情報通信業

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カバー株式会社5253

VTuber事業(単一セグメント)

ホロライブプロダクションを運営する日本発VTuberビジネスの単一事業体

期間今期前期増減率
売上高(通期)49,330百万円43,401百万円
営業利益(通期)7,056百万円8,001百万円
経常利益(通期)7,068百万円7,962百万円
当期純利益(通期)3,016百万円5,559百万円
売上高営業利益率14.3%18.4%
営業活動によるキャッシュ・フロー7,204百万円5,285百万円
現金及び現金同等物期末残高16,008百万円11,498百万円
1株当たり当期純利益45.95円88.70円
自己資本比率57.2%51.3%
配信/コンテンツ分野売上高9,137百万円9,323百万円(推計)
ライブ/イベント分野売上高9,247百万円7,789百万円(推計)
マーチャンダイジング分野売上高23,747百万円20,541百万円(推計)
ライセンス/タイアップ分野売上高7,198百万円5,745百万円(推計)

事業詳細

カバー株式会社はVTuberプロダクション「hololive production」を運営し、配信/コンテンツ・ライブ/イベント・マーチャンダイジング・ライセンス/タイアップの4分野で収益を創出する。2026年3月期の売上高は49,330百万円(前期比13.7%増)、営業利益は7,056百万円(同11.8%減)。IPコマース(マーチャンダイジング+ライセンス/タイアップ)が引き続き売上の主要構成要素であり、配信ビジネスから多面的なキャラクターコンテンツビジネスへの進化が継続している。

直近の概況

売上高は増収も、減損損失3,199百万円計上により当期純利益が45.7%減

2026年3月期は売上高49,330百万円(前期比13.7%増)を達成したが、「ホロアース」関連資産の開発方針転換に伴う減損損失3,199百万円および低回転在庫の除却・評価減を計上し、当期純利益は3,016百万円(同45.7%減)に留まった。営業利益も販管費増加(13,803百万円→16,450百万円)により7,056百万円(同11.8%減)。一方、営業CFは7,204百万円と前期比改善し、現金残高は16,008百万円に積み上がった。後発事象として2026年5月14日に上限3,000,000株・総額3,000,000,000円の自己株式取得を決議。2027年3月期は売上高51,350百万円・当期純利益4,900百万円(前期比62.4%増)を予想。

主要プロダクト

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配信/コンテンツサービス

2026年3月期の売上高は9,137百万円(前期比2.0%減)。タレント構成の変化に伴う配信トラフィックの短期的な変動が影響。新ユニット「FLOW GLOW」「ReGLOSS」のコンテンツ基盤強化が継続。

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ライブ/イベントサービス

2026年3月期の売上高は9,247百万円(前期比18.7%増)。第2回ワールドツアー「hololive STAGE World Tour '25 -Synchronize!-」を7都市で実施。年度末には幕張メッセにて「hololive SUPER EXPO 2026」および「hololive 7th fes. Ridin' on Dreams」をシリーズ初の3日間開催として実施し、過去最大規模を達成。

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マーチャンダイジングサービス

2026年3月期の売上高は23,747百万円(前期比15.6%増)。トレーディングカードゲーム『hololive OFFICIAL CARD GAME』が引き続き主要牽引役。物流体制最適化・自社EC機能拡充・海外向け配送改善・小売店販路拡充を推進。一方、低回転在庫の除却および評価減を実施。

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ライセンス/タイアップサービス

2026年3月期の売上高は7,198百万円(前期比25.3%増)。国内外の取引代理店との連携強化や営業体制整備により案件数・取引企業数が拡大。ゲーム・玩具・食品・日用品など多業種との取引が深化し、大型案件の獲得も進展。

platform
hololive production(VTuberプロダクション)

タレント活動支援や表現技術の深化をコア領域と位置づけ、経営資源を集中投下。「ホロアース」関連資産については開発方針転換に伴い減損損失3,199百万円を計上し、技術成果を既存事業へ集約。

成長ドライバー

  • トレーディングカードゲーム『hololive OFFICIAL CARD GAME』の継続的な人気拡大と小売店販路拡充によるマーチャンダイジング分野の成長(2026年3月期売上高23,747百万円、前期比15.6%増)
  • ライセンス/タイアップ分野での国内外取引代理店連携強化・案件数拡大(2026年3月期売上高7,198百万円、前期比25.3%増)
  • ライブ/イベントのグローバル展開(第2回ワールドツアー7都市実施、hololive SUPER EXPO 2026・7th fes.の3日間開催で過去最大規模達成)
  • 新ユニット「FLOW GLOW」「ReGLOSS」等の新世代タレントによるファンコミュニティ拡大とリアルイベント展開
  • 初の大型スマートフォンゲーム『hololive Dreams』リリースを含むメディアミックス進展(2027年3月期上振れ要因として想定)
  • 海外向け配送改善(送料固定化・配送地域拡充)および物流インフラ整備による自社EC・海外販売の利便性向上
  • 量的拡大フェーズから質的拡大フェーズへの経営戦略転換と、累計500百万円程度の成長投資・M&A枠設定による中長期成長基盤構築

リスク

  • タレント構成・コミュニティ環境の変化による配信収益および自社EC売上の短期的変動リスク(2026年3月期配信/コンテンツ分野売上高が前期比2.0%減)
  • 「ホロアース」に代表される開発投資の方針転換リスクおよび大規模減損損失計上リスク(2026年3月期に減損損失3,199百万円を計上)
  • 低回転在庫の蓄積リスクとSKU拡大に伴う在庫管理の複雑化(2026年3月期に除却・評価減を実施)
  • 特定プラットフォーム(Google LLC等)への依存リスク
  • 海外展開に伴う為替変動・各国税制・物価変動・関税リスク等のグローバルリスク
  • コンテンツ・クリエイター(演者)の発掘・育成・継続的な活動維持に係るリスク
  • 商品製造原価の上昇(原油価格上昇等)および関税・物価変動に関連した海外消費者需要の後退リスク
  • 諸外国間接税引当金等の海外税務リスク(2026年3月期に287百万円残高)

最終更新: 2026年7月3日