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住友大阪セメント株式会社

5232東証プライムガラス・土石製品

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住友大阪セメント株式会社5232

セメント

住友大阪セメントの中核事業で、連結売上高の約7割を占める主力セグメント。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(外部顧客)158,799百万円156,440百万円
セグメント営業利益5,495百万円877百万円
セグメント資産258,809百万円258,866百万円
減価償却費18,529百万円17,520百万円
有形・無形固定資産増加額16,158百万円21,209百万円
減損損失3,118百万円0百万円

事業詳細

セメントの製造・販売を中心に、生コンクリートの製造・販売、セメント系固化材、電力の供給、原燃料リサイクル、エンジニアリングサービスを展開する。当社・八戸セメント・和歌山高炉セメントが製造を担い、特約販売店網を通じて国内外に販売。国内需要の構造的縮小が続く中、価格改定と製造コスト改善による収益力回復が最重要課題となっている。

直近の概況

価格改定効果でセメント営業利益が前期比526%増の5,495百万円に急回復。

2026年3月期は、セメント国内販売数量が前期を下回ったものの(業界全体の国内需要は前期比6.5%減の30,532千トン)、コストアップに対応した国内販売価格の値上げ実施が奏功し、売上高は158,799百万円(前期比1.5%増)、営業利益は5,495百万円(前期比4,617百万円・526.0%増)と大幅増益を達成した。一方、固定資産の減損損失3,118百万円をセメントセグメントで計上した。

主要プロダクト

product
各種セメント・セメント系固化材

国内製造拠点(当社・八戸セメント・和歌山高炉セメント)で生産し、特約販売店網を通じて官公需・民需向けに供給。コストアップに対応した価格改定を継続的に実施している。

product
生コンクリート

セメントの川下事業として生コンクリートの製造・販売を行い、建設需要を取り込む。建設業界の人手不足や週休2日制浸透の影響を受けやすい事業領域。

service
電力供給・原燃料リサイクル

セメントキルンの高温処理能力を活用し、廃棄物・副産物を原燃料として受け入れるリサイクル事業を展開。化石エネルギー代替による製造コスト改善にも寄与する。

service
エンジニアリング(千代田エンジニアリング)

2025年3月期より「その他」セグメントから本セグメントに移管された千代田エンジニアリング(株)が担う。セメント製造設備の設計・施工・メンテナンス等を提供。

成長ドライバー

  • 国内販売価格の値上げ実施によるセメント事業収益力の回復
  • 化石エネルギー代替物(廃棄物・副産物)の収集拡大による製造コスト改善
  • 輸出販売数量の増加(2026年3月期:業界全体の輸出は前期比7.1%増)
  • 豪州ターミナル事業を含む海外事業の拡大
  • 脱炭素分野の新規事業開発(人工石灰石を使用した製品開発等)

リスク

  • セメント国内需要の構造的縮小(2026年3月期:業界全体で前期比6.5%減の30,532千トン)
  • 建設・物流業界の慢性的な人手不足および週休2日制浸透による官公需・民需の減少
  • 原燃料・エネルギーコストの上昇リスク
  • 電力買取価格の変動リスク
  • セメント事業における固定資産の減損リスク(2026年3月期に3,118百万円の減損損失を計上)
  • 米国通商政策・中東情勢等の外部環境悪化による建設需要への下押しリスク

最終更新: 2026年6月24日