日本板硝子株式会社5202
建築用ガラス事業
建築材料市場向け板ガラス・加工ガラスを世界展開するコア事業(売上構成比43%)
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 374,998百万円 | 363,025百万円 | ↑ |
| 営業利益(セグメント利益) | 30,033百万円 | 13,574百万円 | ↑ |
| 資本的支出(無形資産含む) | 22,416百万円 | 40,774百万円 | ↓ |
| ネット・トレーディング・アセット | 308,005百万円 | 253,990百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 8.0% | 3.7% | ↑ |
事業詳細
建築材料市場向けの板ガラス製品および内装外装用加工ガラス製品を製造・販売するセグメント。太陽電池パネル用ガラス事業も含む。欧州(売上構成比37%)、米州(同34%)、アジア(同29%)の3極体制でグローバルに展開し、Pilkington傘下の多数の製造子会社を通じて事業を運営する。当連結会計年度の売上高はグループ全体の43%を占める。
直近の概況
欧州の販売価格改善により営業利益が前期比121%増と大幅回復
当連結会計年度の売上高は374,998百万円(前期363,025百万円)、営業利益は30,033百万円(前期13,574百万円)と大幅増益。欧州では生産能力適正化に伴うコスト削減と販売価格上昇が収益性を改善。一方、アジアは太陽電池パネル用ガラスの需要減少、米州は北米商業用不動産低迷とチリ山火事による操業停止の影響を受けた。ベトナムフロートグラス社の持分譲渡が完了し、個別開示項目収益に計上。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 欧州における販売価格の継続的改善と前年度実施の生産能力適正化によるコスト削減効果の持続
- 太陽電池パネル用ガラスの中長期的な需要拡大(第4四半期に需要がやや回復)
- 中長期的なリノベーション需要の拡大期待と脱炭素建築向け高付加価値製品へのシフト
- 南米における需要のやや改善(チリ山火事の影響を除く基調)
- 欧州リストラクチャリング引当金の戻入益(1,504百万円)に示される構造改革の進展
リスク
- 欧州建築市場の販売数量低迷継続:販売価格は改善したものの数量は引き続き低調
- 米国関税政策の影響:太陽電池パネル用ガラスについて取引先の生産調整が発生し、アジア地域の販売数量が減少
- 日本市場の厳しい事業環境継続による収益圧迫
- 北米商業用不動産市場の低迷による米州事業の業績減速
- チリ・コンセプシオン工場の山火事による操業停止(第4四半期に発生、損失888百万円を個別開示項目費用に計上)
- アルゼンチンの超インフレ・厳しい市場環境による南米事業への影響
- Apollo Global Managementによる完全子会社化・上場廃止予定に伴う事業戦略の不確実性
最終更新: 2026年6月25日

