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アース製薬株式会社

4985・東証プライム・化学

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アース製薬株式会社4985

家庭用品事業

アース製薬の主力セグメント。虫ケア・日用品・園芸・ペット用品を国内外で展開。

期間今期前期増減率
売上高(セグメント内部含む)【2026年12月期中間期】97,675百万円92,305百万円(2025年12月期中間期)↑
セグメント利益(営業利益)【2026年12月期中間期】12,257百万円12,480百万円(2025年12月期中間期)↓
虫ケア用品部門売上高【2026年12月期中間期】51,721百万円47,397百万円(2025年12月期中間期)↑
日用品部門売上高【2026年12月期中間期】33,319百万円33,405百万円(2025年12月期中間期)—
園芸用品部門売上高【2026年12月期中間期】6,514百万円5,269百万円(2025年12月期中間期)↑
ペット用品・その他部門売上高【2026年12月期中間期】6,119百万円6,233百万円(2025年12月期中間期)↓

事業詳細

家庭用虫ケア用品(ごきぶりホイホイ、アースノーマット等)、口腔衛生用品(モンダミン)、入浴剤(温泡、BARTH等)、消臭芳香剤・防カビ剤などの日用品、園芸用品、ペット用品を製造・販売する。国内販売に加え、タイ・マレーシア・フィリピン・中国等のASEAN・中国現地法人を通じた海外展開と輸出事業を成長ドライバーと位置付ける。2026年1月1日付で完全子会社の株式会社バスクリンを吸収合併し、グループ経営資源の最適分配と事業効率化を推進している。

直近の概況

虫ケア好調で増収も、費用増でセグメント利益は減益。

当中間連結会計期間の売上高は976億75百万円(前年同期比5.8%増)となり、虫ケア用品の好調な出荷、口腔衛生用品『モンダミン』の伸長、プロトリーフ寄与による園芸用品の拡大が牽引した。一方、売上原価や物流費・広告宣伝費などの販管費増加により、セグメント利益(営業利益)は122億57百万円(前年同期比1.8%減)となった。2026年1月1日付で株式会社バスクリンを吸収合併し、入浴剤部門は内部売上高消失の影響も受けた。

主要プロダクト

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虫ケア用品

国内では今春発売の『アース OH!ノーマット』などのハエ蚊用製品、ゴキブリ用製品、不快害虫用製品の売上が好調。6月中旬の低温日が続いたものの、シーズン序盤の好調により全体として順調に推移。海外ではタイの売上は前年割れしたがシェアは拡大、マレーシア・フィリピンは好調。売上高517億21百万円(前年同期比9.1%増)。

product
日用品(口腔衛生・入浴剤・その他)

口腔衛生用品は昨年大幅リニューアルした『モンダミン』シリーズが好調で売上42億60百万円(前年同期比5.8%増)。入浴剤は『温泡』『BARTH』が好調な一方、『バスロマン』『バスクリン』等粉末タイプが減少し、株式会社バスクリン吸収合併に伴う内部売上高消失も影響し売上105億48百万円(前年同期比6.4%減)。その他日用品は消臭芳香剤・防カビ剤等の住居関連商品が伸長し売上185億9百万円(前年同期比2.2%増)。部門合計売上高333億19百万円(前年同期比0.3%減)。

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園芸用品

前連結会計年度より新規連結した株式会社プロトリーフの売上高が寄与したことに加え、園芸用虫ケア用品や除草剤を中心に売上が好調に推移。売上高65億14百万円(前年同期比23.6%増)。

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ペット用品・その他

ペット用品分野は健康意識の高まりや住環境充実を背景に市場が好調を維持し、猫砂等のケア用品や機能性フードの売上が伸長。その他分野はMA-Tに関する売上が計画通り進捗するものの前年を下回った。売上高61億19百万円(前年同期比1.8%減)。

platform
海外事業(ASEAN・中国・輸出)

中期経営計画に基づき、ASEAN・中国での積極展開と輸出事業の拡大に取り組む。タイでは売上が前年を下回ったものの市場シェアは拡大。マレーシア・フィリピンでは売上が好調に推移。

成長ドライバー

  • 虫ケア用品のシーズン序盤好調な出荷と新商品(アース OH!ノーマット等)の伸長
  • 株式会社プロトリーフの新規連結効果継続による園芸用品部門の大幅拡大(前年同期比23.6%増)
  • タイ・マレーシア・フィリピン等ASEAN市場でのシェア拡大・売上伸長
  • バスクリン吸収合併によるグループ経営資源の最適分配と事業効率化
  • 消臭芳香剤・防カビ剤等その他日用品の堅調な出荷継続
  • モンダミンシリーズの大幅リニューアル効果による口腔衛生用品の伸長
  • 猫砂等ペットケア用品の好調維持とペット関連市場の安定成長

リスク

  • 入浴剤カテゴリにおけるバスロマン・バスクリン等粉末タイプの減収傾向継続
  • 物価高に伴う実質賃金の伸び悩みによる国内個人消費マインドの改善力不足
  • 人件費・広告宣伝費・物流費増加による販売費及び一般管理費の拡大圧力(営業利益減益要因)
  • 原油価格の不安定な推移や通商政策を巡る警戒感等、国内外経済の不透明感
  • 虫ケア用品の気温変動(低温日等)による需要変動リスク
  • バスクリン吸収合併に伴う内部売上高消失の影響
  • MA-T事業の前年割れ継続による新規事業育成の遅れ

総合環境衛生事業

食品・医薬品工場等を主要顧客とする専門衛生管理サービス事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期中間期累計)18,189百万円16,889百万円(2025年12月期中間期)↑
セグメント利益(営業利益)(2026年12月期中間期累計)968百万円887百万円(2025年12月期中間期)↑
営業利益率(2026年12月期中間期累計)5.3%5.3%(2025年12月期中間期)—

事業詳細

食品・医薬品・物流・医療機関等のサプライチェーン全域を対象に、異物混入・汚染防止から殺菌施工、害虫駆除、GMP/HACCPコンサルティング、FSSC/ISO構築サポート、微生物検定、工場設計まで幅広い衛生管理サービスを提供する。年間契約を主軸とした安定的な収益モデルを持ち、彩都総合研究所を中核拠点としてIoT・AI活用の次世代サービス開発も推進する。

直近の概況

年間契約件数増加により増収増益、利益率も改善

2026年12月期中間期の売上高は181億89百万円(前年同期比7.7%増)、セグメント利益(営業利益)は9億68百万円(前年同期比9.1%増)となった。年間契約件数の増加により売上が伸長し、原価率上昇や人財への積極投資に伴う人件費増加があったものの、増収に伴う売上総利益の増加が寄与し増益を確保した。彩都総合研究所を中核とした人財育成・研究技術開発を継続し、IoT・AI活用の次世代サービスや食品安全監査業務、ライフサイエンス業界向け衛生管理支援業務の強化を進めている。

主要プロダクト

service
総合環境衛生管理サービス

異物混入問題や設備投資回復を背景に、食品関連工場や医薬品関連工場において専門知識・技術を活かした高品質な衛生管理支援サービスへのニーズが依然高い状況。

service
GMP/HACCP・食品安全コンサルティング

食品安全に関する監査業務を強化し、効率的で付加価値の高いサービス提供を通じて年間契約の積み上げを目指す。

service
環境清浄度調査・微生物検定

彩都総合研究所を中核拠点とした研究・技術開発により、微生物検定等の専門性の高いサービスを提供。

platform
IoT・AI活用次世代衛生管理サービス

IoT・AIなどのデジタル技術を活用した次世代サービスの開発を継続し、ライフサイエンス業界向け衛生管理支援業務も強化。

成長ドライバー

  • 食品・医薬品工場における異物混入対策・衛生管理ニーズの継続的な高まり
  • 年間契約件数・契約金額の順調な増加による安定的な売上積み上げ
  • 医薬品・再生医療(ライフサイエンス)業界向け衛生管理支援および食品安全監査業務の拡大
  • IoT・AI活用による次世代サービス開発と高付加価値化の推進
  • 彩都総合研究所を中核とした人財育成・研究技術開発の強化
  • 製造業における設備投資回復を背景とした新規顧客獲得機会の拡大

リスク

  • 人件費・資機材価格の高騰による原価率上昇と利益圧迫
  • 労働力不足による人財確保難とサービス提供能力の制約
  • 顧客側での衛生管理投資に対する費用対効果評価の厳格化
  • 省人化・生産性向上を求める顧客ニーズへの対応遅れリスク
  • 競合他社との差別化が不十分な場合の契約維持・拡大への影響

最終更新: 2026年8月6日