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4972東証スタンダード化学

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綜研化学株式会社4972

ケミカルズ

粘着剤・微粉体等の化学製品製造販売を担う中核セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(外部顧客、2026年3月期通期)43,825百万円44,913百万円
セグメント売上高(内部含む計、2026年3月期通期)43,884百万円44,986百万円
セグメント営業利益(2026年3月期通期)5,973百万円6,439百万円
セグメント資産(2026年3月期末)41,037百万円40,934百万円
減価償却費(2026年3月期通期)2,491百万円2,406百万円
設備投資額(有形・無形固定資産増加額、2026年3月期通期)2,083百万円1,939百万円

事業詳細

粘着剤、微粉体、特殊機能材、加工製品の製造・販売を行う綜研化学の主力セグメント。中国市場向け液晶ディスプレイ関連用途が売上の中心であり、国内外の連結子会社を通じて製造・販売体制を構築。自動車・情報電子分野への展開も推進し、2026年3月期の連結売上高に占める比率は約91%。装置システムセグメントの大幅増収により比率は前期から低下した。

直近の概況

液晶ディスプレイ関連の需要回復が緩やかにとどまり、値下げ圧力で減収減益

2026年3月期のケミカルズ売上高は43,825百万円(前期比2.4%減)、セグメント利益は5,973百万円(前期比7.2%減)。米国関税政策の不透明感から在庫調整局面にあった液晶ディスプレイ関連の需要回復が緩やかにとどまり、中国市場での原材料価格下落に伴う製品価格の値下げが響いた。一方、特殊機能材製品は電子部品関連の伸長により増収を確保。設備投資は前期比7.4%増の2,083百万円と積極姿勢を維持した。

主要プロダクト

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粘着剤製品

液晶ディスプレイ関連用途の需要が弱含みで推移するなか、2026年3月期の販売数量は前年同期並みを確保したものの、中国市場での原材料価格下落に伴う値下げ実施により売上高は31,282百万円(前期比2.2%減)となった。

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微粉体製品

情報・電子分野での販売は堅調に推移したものの、中国市場での光拡散用途の需要が伸び悩み、2026年3月期の売上高は2,975百万円(前期比0.9%減)となった。

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特殊機能材製品

電子部品関連の販売が伸長したことに加え、中国市場での電子材料用途の販売数量が前年同期並みに回復したことにより、2026年3月期の売上高は3,072百万円(前期比4.3%増)と唯一増収を達成した。

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加工製品

中国市場での自動車用途の需要が回復傾向にあったものの、情報・電子分野の液晶スマートフォン用途の販売が減少したことにより、2026年3月期の売上高は6,494百万円(前期比7.1%減)となった。

成長ドライバー

  • インド・ASEAN市場での粘着剤および加工製品の事業拡大に向けた新たな販売・生産体制の構築
  • 中国市場における液晶ディスプレイ産業向け技術対応力の強化によるシェア維持・拡大
  • 自動車・情報電子分野での新規用途・顧客開拓による収益多様化
  • 特殊機能材製品における電子部品関連需要の取り込みと中国市場での電子材料用途の回復
  • 非アクリル製品・バイオマス材料開発による次世代事業領域の創出
  • 既存事業におけるコスト構造改革・価格競争力強化による収益力向上

リスク

  • 液晶ディスプレイ関連需要への高依存(米国関税政策の不透明感等による在庫調整リスク)
  • 中国市場での原材料価格下落に伴う製品価格の値下げ圧力
  • 為替相場の変動(円高進行による海外売上の円換算額減少リスク)
  • 中国の景気減速・地政学リスクの高まりによる需要変動
  • 人件費・経費の増加による収益性の圧迫
  • 中東情勢悪化による原材料価格高騰リスク(業績予想に未織り込み)

最終更新: 2026年6月22日