荒川化学工業株式会社4968
機能性コーティング事業
光硬化型樹脂を中核にAI・電子部品向けで過去最高販売を達成した成長セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 18,206百万円 | 16,842百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 2,203百万円 | 1,219百万円 | ↑ |
| セグメント利益率 | 12.1% | 7.2% | ↑ |
| 減価償却費 | 939百万円 | 1,012百万円 | ↓ |
| 有形・無形固定資産増加額(設備投資額) | 612百万円 | 624百万円 | — |
| セグメント資産 | 19,266百万円 | 18,457百万円 | ↑ |
事業詳細
光硬化型樹脂、熱硬化型樹脂、印刷インキ用樹脂、塗料用樹脂等を主力製品とし、スマートフォン・ディスプレイ・AIサーバー・半導体関連分野を主要顧客とする。当社、ペルノックス㈱、南通荒川化学工業有限公司、荒川ケミカル(タイランド)社、台湾荒川化学工業股份有限公司、荒川化学合成(上海)有限公司、日華荒川化学股份有限公司が事業を担う。第6次中計においても電子材料領域への集中投資対象として位置づけられる戦略的セグメント。
直近の概況
AIサーバー・スマートフォン・ディスプレイ向け光硬化型樹脂が過去最高販売を達成し、利益率が12.1%に大幅改善
2026年3月期の売上高は18,206百万円(前期比8.1%増)、セグメント利益は2,203百万円(同80.6%増)と大幅増益。光硬化型樹脂はAIサーバー向け材料での需要伸長が加わり過去最高販売を達成。熱硬化型樹脂も新規採用・拡販により販売増加。生産能力増強による量産化体制の構築が完了し、増強した半導体関連先端材料用新設備については顧客での認証取得後、2026年度後半からの量産化を予定している。第6次中計の2028年度目標は売上高19,800百万円、セグメント利益2,500百万円(利益率12.6%)。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 生成AI・データセンター投資拡大に伴うAIサーバー向け光硬化型樹脂の需要伸長
- スマートフォン・ディスプレイ関連分野での光硬化型樹脂需要の継続的拡大
- 半導体関連先端材料用新設備の顧客認証取得後、2026年度後半からの量産化開始による売上貢献
- 熱硬化型樹脂の新規採用・拡販による販売拡大
- 第6次中計における電子材料領域への集中投資継続による競争力強化
リスク
- 電機・精密機器業界の需要変動リスク(スマートフォン・ディスプレイ市況の悪化)
- 中国経済の減速・地政学リスクの高まりによるアジア向け販売への影響(当期中国向け売上高2,260百万円)
- 米国通商政策(関税)の不透明感による顧客の設備投資抑制リスク
- 顧客認証取得の遅延による半導体関連先端材料用新設備の量産化スケジュールのずれ込みリスク
- AIサーバー・データセンター向け需要の一時的な調整による光硬化型樹脂販売の変動リスク
最終更新: 2026年6月23日

