株式会社シーボン4926
化粧品・医薬部外品の製造販売事業(単一セグメント)
スキンケアを核とした化粧品の自社製造・直営サロン販売が事業の根幹
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期実績) | 9,267百万円 | 8,839百万円 | ↑ |
| 営業利益(2026年3月期通期実績) | 253百万円 | 171百万円 | ↑ |
| 経常利益(2026年3月期通期実績) | 282百万円 | 172百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(2026年3月期通期実績) | 214百万円 | 136百万円 | ↑ |
| 売上高営業利益率(2026年3月期通期実績) | 2.7% | 1.9% | ↑ |
| 自己資本比率(2026年3月期末) | 66.1% | 66.9% | ↓ |
| 現金及び現金同等物期末残高(2026年3月期末) | 3,016百万円 | 2,654百万円 | ↑ |
| 1株当たり当期純利益(2026年3月期通期実績) | 50.11円 | 31.84円 | ↑ |
| 売上高(2027年3月期通期予想) | 9,527百万円 | 9,267百万円 | ↑ |
| 営業利益(2027年3月期通期予想) | 308百万円 | 253百万円 | ↑ |
事業詳細
株式会社シーボンは「美を創造し、演出する」を企業理念に掲げ、スキンケア製品を中心とする化粧品・医薬部外品の製造販売を行う単一セグメント企業。栃木県の生産センターで自社製造し、会員制の「シーボン フェイシャリストサロン」直営店舗を主販路とする。購入会員に対してカウンセリングや東洋式トリートメント等のアフターサービスを提供し、顧客との長期関係構築を競争優位の源泉とする。連結子会社4社(株式会社ジャフマック、倩朋(上海)化粧品有限公司、株式会社クリニメディック、株式会社天然酵母研究所)を有する。
直近の概況
2026年3月期は売上高4.8%増・営業利益48.1%増と中期経営計画最終年度を増収増益で着地
2026年3月期通期は売上高9,267百万円(前期比4.8%増)、営業利益253百万円(同48.1%増)、経常利益282百万円(同63.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益214百万円(同56.8%増)を達成。売上高増加に加え、2023年10月の規約変更に伴う経過措置終了を受けた役務算出単価の再評価により契約負債が153百万円減少し売上高へ振り替えた効果も寄与。自己株式取得による住民税負担軽減と繰延税金資産の回収可能性認識(法人税等調整額益)が純利益を押し上げた。2027年3月期からは新中期経営計画(ビジョン「美しさを共に奏でる」)を始動し、売上高9,527百万円・営業利益308百万円を予想。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 新規顧客開拓の強化:ブランディング戦略に基づくイベント出展ブースのデザイン刷新と費用対効果検証により、新規顧客来店数が前年同期比109.4%、新規顧客売上高が前年同期比119.6%に拡大
- ロイヤルカスタマー醸成:「ロイヤルカスタマー専用デスク」の活用と「ロイヤルデー」継続開催により、ロイヤルカスタマー数が目標の12,000人を突破し順調に増加
- 子会社の再拡大:BtoB仕入プラットフォーム活用と直取引販路拡大により子会社売上高が前年同期比120.1%と大幅伸長
- ヘア事業の収益改善:neafの評価制度改定による意識改革定着と相互送客モデルの軌道化により売上高・利益ともに堅調推移
- 新中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)の始動:「主体性あふれる組織づくり」「顧客体験価値の深化」「生産体制・品質管理体制の向上」「店舗オペレーション効率化」「シナジー効果による新店舗形態出店」の5施策を推進
- OMO戦略加速:サロンとECを融合したシームレスな購買体験確立によるLTV(顧客生涯価値)最大化を目指す
- 研究開発強化:延べ189万件超の肌データと年間約18万件の顧客アンケートを研究開発に反映し、高付加価値製品開発を推進
リスク
- 採用難による店舗スタッフ不足:直営店舗での接客数が横ばい傾向にあり、既存顧客の継続数が前年同期比100.5%と微増にとどまり、継続顧客への売上高増加を制約
- 物価上昇・原材料価格高騰:原材料価格の高騰や円安に伴う物価上昇、労務コスト上昇により販売費及び一般管理費が6,778百万円(前期比3.1%増)に拡大し、利益率改善の障壁
- 地政学リスクによるコスト上昇:イラン情勢等の地政学リスクが原油価格高騰・物流網混乱を通じて化粧品原料・容器包装材の調達コストや物流経費を押し上げるリスク
- 海外事業の不安定化:世界情勢の緊迫化により出荷遅延等の問題が発生し、アジア圏・欧州への販路多様化が計画通りに進まないリスク
- 店舗関連固定資産の減損リスク:2026年3月期に減損損失39百万円(前期比2.3倍)を特別損失に計上しており、継続的な店舗資産の評価が必要
- 契約負債の減少による売上高の一時的押し上げ効果の剥落:2023年10月規約変更に伴う経過措置終了による契約負債153百万円の売上高振替は一時的効果であり、2027年3月期以降は同効果が消滅する
最終更新: 2026年6月24日

