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あすか製薬ホールディングス株式会社

4886東証プライム医薬品

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あすか製薬ホールディングス株式会社4886

医薬品事業

内科・産婦人科・泌尿器科の3分野に特化した国内医療用医薬品事業

期間今期前期増減率
セグメント売上高58,927百万円(2026年3月期)56,655百万円(2025年3月期)
セグメント利益7,121百万円(2026年3月期)6,349百万円(2025年3月期)
セグメント資産49,098百万円(2026年3月31日)49,554百万円(2025年3月31日)
減価償却費1,993百万円(2026年3月期)1,693百万円(2025年3月期)
連結売上高に占める比率82.9%(2026年3月期)88.3%(2025年3月期)

事業詳細

あすか製薬株式会社が中核を担い、医療用医薬品の製造・販売を行う。内科(甲状腺・消化器)、産婦人科(子宮筋腫・月経困難症)、泌尿器科(前立腺がん等)の3分野に注力。主要販売先は武田薬品工業(2026年3月期連結売上高71,127百万円に対し57,155百万円、約80.4%)。薬価改定の影響を受けながらも重点品目の伸長により増収増益を達成し、連結売上高の82.9%を占める中核セグメント。

直近の概況

重点品目の伸長により増収増益、セグメント利益は前期比12.1%増

2026年3月期の医薬品事業売上高は58,927百万円(前期比4.0%増)、セグメント利益は7,121百万円(同12.1%増)。産婦人科領域のレルミナ(11,173百万円、+6.1%)・ドロエチ(8,312百万円、+10.8%)、内科のチラーヂン(8,775百万円、+8.2%)・リフキシマ(7,883百万円、+22.1%)が牽引。一方、カンデサルタン(7,884百万円、▲7.7%)・リュープロレリン(3,880百万円、▲3.1%)は減少。避妊薬LF111(ドロスピレノン)は2025年5月に承認取得済み。

主要プロダクト

product
レルミナ(レルゴリクス)

2026年3月期売上高11,173百万円(前期比6.1%増)。武田薬品工業より導入。AKP-022(レルゴリクス配合剤)として子宮筋腫・子宮内膜症を適応症にPhaseⅢ試験を進行中。

product
チラーヂン(レボチロキシン)

2026年3月期売上高8,775百万円(前期比8.2%増)。安定した需要を背景に着実な成長を継続。2027年3月期は9,082百万円を見込む。

product
ドロエチ(ドロスピレノン/エチニルエストラジオール)

2026年3月期売上高8,312百万円(前期比10.8%増)。前年に続き高い成長率を維持。2027年3月期は7,678百万円と若干の減少を見込む。

product
リフキシマ(リファキシミン)

2026年3月期売上高7,883百万円(前期比22.1%増)。薬価のプラス改定効果も加わり主力品の中で最高の伸長率を記録。2027年3月期は8,023百万円を見込む。

product
リュープロレリン(LH-RH誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤)

2026年3月期売上高3,880百万円(前期比3.1%減)。減少傾向が続くが、2027年3月期は5,596百万円と大幅回復を見込む。

product
カンデサルタン(配合剤含む)

2026年3月期売上高7,884百万円(前期比7.7%減)。後発医薬品との競合が継続しており、2027年3月期も7,213百万円と減少を見込む。

成長ドライバー

  • 産婦人科領域重点品(レルミナ・ドロエチ)の継続的な伸長
  • リフキシマの薬価プラス改定効果および普及拡大
  • チラーヂンの国内シェア9割超を背景とした安定成長
  • LF111(ドロスピレノン単剤経口避妊剤)の2025年5月承認取得・販売開始
  • AKP-022(レルゴリクス配合剤)の子宮筋腫・子宮内膜症PhaseⅢ試験進行
  • 2027年3月期の最低薬価引き上げによる一部製品への恩恵
  • スペシャリティエリア制による質の高い情報提供活動の推進

リスク

  • 毎年の薬価改定による継続的な価格引き下げ圧力
  • 武田薬品工業への売上集中リスク(連結売上高の約80.4%が同社経由)
  • 後発医薬品との競合(カンデサルタン等の高血圧症治療剤で前期比7.7%減)
  • 研究開発費の増加による利益率への下押し圧力(2026年3月期研究開発費7,060百万円、2027年3月期予想8,246百万円)
  • リュープロレリン等の一部製品の売上減少傾向
  • 原材料コスト高騰および国内物価上昇による製造コスト増加リスク
  • 海外事業セグメントの拡大に伴う連結売上高に占める医薬品事業比率の低下

最終更新: 2026年6月19日