株式会社ガーラ logo

株式会社ガーラ

4777東証スタンダード情報通信業

株式会社ガーラ logo
株式会社ガーラ4777
財務

継続企業前提に関する重要事象

当連結会計年度においても営業損失及び親会社株主に帰属する当期純損失の計上が継続しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象が存在する。主因は持株会社管理コスト、ROAD101 Co., Ltd.の営業損失、㈱ツリーフルの調査・建築関連費用及び両社に係る減損処理等の特別損失である。当連結会計年度末の現金及び預金は744百万円、純資産残高は1,019百万円であり、会社は資金繰りに懸念はないと判断しているが、損失計上の継続は財政状態に重大な影響を及ぼすリスクを内包している。

市場

NFTゲーム収益化の遅延リスク

NFTゲーム/ブロックチェーンゲームを経営戦略上の主力事業と位置付けているが、当連結会計年度においてゲーム内で使用する暗号資産の韓国国内での法律面・税務面の検討に時間を要し、サービス開始日が未定となり収益貢献に至らなかった。今後も売上高が期待通りに獲得できない場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。主力戦略の収益化が遅延することで、グループ全体の業績回復シナリオが大幅に後退するリスクがある。

法規制

NFT/ブロックチェーン規制リスク

NFTゲーム/ブロックチェーンゲームで使用する暗号資産について、韓国国内における法律面・税務面の規制対応が必要であり、当連結会計年度においてはこれがサービス開始の遅延要因となった。各国の暗号資産・NFTに関する規制環境は流動的であり、新たな法的規制の導入や既存規制の厳格化により、事業展開が制約される可能性がある。当社グループは現在も法律・税務面の検討を継続しており、対応が長期化した場合には財政状態及び経営成績への影響が拡大する。

テクノロジー

ゲーム開発・運営の遅延・障害リスク

Gala Lab Corp.及びGala Mix Inc.においてオンラインゲーム、HTML5ゲーム、スマートフォンアプリ、NFTゲームの開発・運営を行っているが、開発が想定どおりに進まない場合や、システムトラブル・ハッキングによるIDの不正利用が発生した場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。また、既存タイトルのアップデートや多言語展開が計画通り進まない場合も同様のリスクが生じる。新作HTML5ゲーム『ラグナロク ユニバース』の開発も進めており、複数プロジェクトの並行管理が運営リスクを高めている。

テクノロジー

インターネット業界の技術変化リスク

当社グループが属するインターネット業界は新技術の出現やインターネット環境の変化の影響を強く受け、新技術・新方式・新サービスの出現や競合会社の台頭により、事業の急速な陳腐化や市場性の低下を招く可能性がある。スマートフォンアプリ分野ではユーザーの嗜好の移り変わりが激しく、ニーズに対応したアプリ開発・サービス提供が困難となった場合、ユーザーへの訴求力低下により財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。技術革新への対応遅れは既存タイトルの競争力低下に直結するリスクを有する。

財務

為替変動リスク

ゲーム事業のサービス提供は世界各国に展開しており、海外での決済は外国通貨で行われ、在外子会社は現地通貨で財務諸表を作成しているため、為替変動幅が大きくなった場合に為替差損益や為替換算調整勘定が計上され、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは為替予約等のデリバティブ取引を行っておらず、為替リスクに対するヘッジ手段を講じていない。グローバル展開の拡大に伴い、為替変動による業績への影響は今後さらに拡大する可能性がある。

法規制

移転価格税制リスク

当社グループ内の在外子会社との取引には移転価格税制のリスクが存在し、税務当局から問題を指摘された場合には財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループはリスク管理を行った上でグループ内取引条件を決定しているとしているが、各国税務当局の判断によっては追徴課税等が発生するリスクがある。グローバルに展開する事業構造上、複数の税務管轄にまたがる取引が継続的に発生している。

財務

ROAD101・ツリーフルの損失リスク

連結子会社ROAD101 Co., Ltd.(VFX事業)及び㈱ツリーフル(ツリーハウスリゾート事業)は当連結会計年度において営業損失を計上し、さらに減損処理等に伴う特別損失も計上した。ROAD101については抜本的な再建策を検討中であり、㈱ツリーフルについては持株比率の低下や業務委託関係の解消等に向けた協議を進め、グループからの資金流出抑制を図っている。両社の事業再建が想定通りに進まない場合、追加的な損失計上や資金流出が生じ、グループ全体の財政状態に影響を及ぼす可能性がある。

テクノロジー

新規事業の展開遅延リスク

当社グループはクラウド関連事業(Megazone Cloud CorporationとのAWS等クラウド事業支援)、Meta Campus事業(メタバースプラットフォームによる仮想キャンパス提供)を新規事業として展開しているが、事業環境の変化やプラットフォーム開発の遅延により予定通りの事業展開ができない場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。特にMeta Campus事業では開発費の膨張リスクが明示されており、複数の新規事業を同時並行で推進することで経営資源の分散が生じるリスクがある。

財務

ツリーハウスリゾート事業の回収リスク

沖縄県名護市で自社運営するツリーハウスリゾート事業において、事業環境の変化や想定稼働率の未達により投下資本の回収が計画通り進まない可能性がある。当連結会計年度においてはツリーフルカンボジアの調査関連費用及び建築関連費用が発生し営業損失を計上しており、さらに減損処理も実施された。現在、事業見直し・再編を進めているが、これが想定通りに進まない場合には追加的な損失が発生し、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月27日